店舗アプリ作成サービスを徹底比較!メリット・デメリット、導入事例など紹介

 Post by MML編集部

地元に密着した飲食店や美容室へ行くと、レジ前に自社の店舗アプリを紹介するチラシが置いてあることも増えてきて、個人経営をされた店舗でもアプリを公開しているところを見かけるようになりました。

実は、個人商店や個人経営を対象としたアプリは比較的安価で作成することができ、なかには無料で自作できるアプリ作成サービスも存在しています。今回は、個人店舗向けアプリ作成サービスをまとめました。

店舗アプリとは

各店舗が集客を行う際、一般的には新聞に折り込みチラシを入れたり、ポスティングを行ったり、紙のクーポンを配布したりといろいろな方法があります。しかし、雑誌や新聞の契約率が減少している現在、思ったような効果が得られないと販促担当者から声が上がっています。

街角に出ると多くの方が、スマートフォンを片手にニュースをチェックしていたり、またはSNSをチェックしていたりしています。最近では商品購入時、スマートフォンを店員に提示してクーポン利用やポイント獲得をしている姿を見かけました。

店舗アプリとは、デジタルクーポン、プッシュ通知、デジタル会員証、デジタルチラシなど、スマートフォンのアプリを活用して、店舗が販売促進に活用し、顧客を囲い込める最新デジタルツールです。

以下のようなパッケージ機能を組み合わせるだけでアプリが作れる店舗アプリサービスなら、短期間・低価格で個人店舗の公式アプリが作れます。これから店舗アプリ開発サービスを紹介します。どのようなサービスがあるのか比較してください。

おすすめの店舗アプリサービス

店舗アプリDX版raiten

株式会社トランスメディアGPが運用する店舗アプリ開発サービスです。スマホ・パソコンからタイムリーにアプリの作成ができます。お店の商品やメニューを写真付きで掲載し、集客に役立てることができます。

・初期費用:11万円から
・月額料金:22,000円から

・主な機能:カラーチェンジ、メニュースタンプ、電話、マップ、写真、動画、クーポン、プッシュ通知、バッジ機能など

https://tenpoapp.com/

店舗アプリDX版raiten

GMOおみせアプリ

GMOデジタルラボ株式会社が運用する店舗アプリ開発サービスです。作成されたアプリは2,000件以上。美容室、エステサロン、ネイルサロン業界が41%と割合が多く、集客に役立っています。

・初期費用:不明
・月額料金:22,000円から
・主な機能:EC機能、サブスクリプション、マーケティングオートメーション機能、QRスタンプ、行動ログ機能、ポイント機能、回数券チケット、予約機能など

https://gmo-app.jp/

GMOおみせアプリ

みせプリ

株式会社フォルクスウェアが運用する店舗アプリ開発サービスです。4つのプランを用意し、お店の販促・集客に役立てます。

・初期費用:3万円から
・月額料金:4,980円から
・ダウンロード数制限:100件まで(超過の場合上位プランへ移行)

・主な機能:クーポン、お知らせ、スタンプ、トップスライド画像、メニュー、ルーレット、店舗情報、Webサイトリンク、ブログ連携など

https://misepuri.com/

みせプリ

UPLINK(アプリンク)

株式会社USENが運用する店舗アプリ開発サービスです。導入店舗は4,000店舗以上、幅広く店舗集客に活かされています。お客様がダウンロードしたくなる、使い続けたくなる機能を用意し、アプリ作成をサポートします。

・初期費用:要相談
・月額料金:19,800円

・主な機能:スタンプ付与、プッシュ通知、予約機能、次回来店日時登録、分析機能、フォトギャラリー、動画配信など

https://www.uplink-app.com/

UPLINK

アプリメンバーズ

アイユー株式会社が運用する店舗アプリ開発サービスです。通常数百万円かかる費用が数万円で作成できるため、余った費用を他の集客にも活用できます。

・初期費用:3万円
・月額料金:19,800円

・主な機能:オリジナルアプリアイコン、プッシュ通知、ポイント/スタンプ、クーポン、会員証、外部サイトリンク、店舗情報/ナビ機能、iBeaconなど

https://appmembers.com/

アプリメンバーズ

アプスタ

株式会社ドリームネッツが運用する店舗アプリ開発サービスです。ベーシックプランは1万件までユーザーを集客できます。制作実績は800社以上あり、多くの個人店舗がアプリを作成しています。

・初期費用:10万円
・月額料金:29,000円から
・ダウンロード数制限:無制限
・プッシュ通知配信:可能
・サーバ環境:専用サーバー
・最低利用期間:1年間
・独自機能:あり(オリジナルデザイン、オリジナル機能)

・主な機能:プッシュ通知、アプリ会員証、フォトギャラリー、商品販売、設定、クーポン、スタンプ、ダイレクトトーク、リマインダーなど

https://www.appsta.jp/

アプスタ

saqpli(サクプリ)

オールインワンソリューション株式会社が運用する店舗アプリ開発サービスです。新規のお客様をリピーターにする施策を打つこそが集客ツールであるアプリの特徴であると捉え、アプリの作成に必要な多くの機能を提供しています。

・初期費用:5万円
・月額料金:9,800円
・ダウンロード数制限:無制限
・プッシュ通知配信:可能(iOS配信不可)
・オリジナルデザイン:不可

・主な機能:AIチャット、クーポン、お知らせ一斉配信、SNS連携、スタンプ、サロン予約、アクセスマップ、フォトギャラリー、画像リサイズなど

https://www.saqpli.com/

saqpli

アプリーチ

株式会社AGクルーが運用する店舗アプリ開発サービスです。新規顧客の獲得、リピーター率の向上など売上アップに繋がるファクターを取り入れ、店舗の集客施策をお手伝いします。

・初期費用:1万円
・月額料金:2,980円
・ダウンロード数:100件(超過100件/1,980円)
・プッシュ通知配信:1,000件(超過1,000件/1,980円)

・主な機能:プッシュ通知、アイコン機能、SNS連携機能、スタンプカード機能、ウェブビュー機能、地図連携、クーポン配信など

https://mama-hack.com/app-reach/

アプリーチ

AppGoose(アップグース)

スターティアラボ株式会社が運用する店舗アプリ開発サービスです。最短3ステップで、誰でも簡単にアプリコンテンツが作成・公開できます。また、アプリの作成・公開だけではなく、運用ログ解析まで一貫して利用できるので、集客に役立てることができます。

・初期費用:無料
・月額費用:無料
・オリジナルアイコン:不可
・プッシュ通知:500回まで

・主な機能:プッシュ通知、ニュース配信、クーポン配信、アンケート配信、TOPレイアウト変更、会員登録・管理、フリーブロック追加など

https://www.app-goose.jp/

AppGoose

店舗アプリを比較

これだけ店舗アプリ作成サービスが有るとどのサービスがどれに対応しているのかわからなくなります。今回代表する5つのサービスについて、どのようになっているのか比較しました。

店舗アプリ GMOおみせアプリ みせプリ UPLINK アプリメンバーズ
初期費用 11万円~ 不明 3万円~ 要相談 3万円
月額費用 22,000円~ 22,000円~ 4,980円~ 19,800円 19,800円
導入社数 900 2800 不明 不明 不明
導入店舗数 8000 8000 不明 9200 不明
初回契約 12ヶ月 12ヶ月 1ヶ月 初回24ヶ月 1ヶ月
次回契約 12ヶ月 自動更新 不明 6ヶ月毎更新 自動更新
解約手続き 1ヶ月前 3ヶ月前 不明 不明 不明
誕生日クーポン
時限クーポン
初回クーポン
スクラッチクーポン
QRコード表示
ポイント機能
ランク特典
スタンプ機能
バーコード表示
残高表示
セグメントプッシュ
タイマープッシュ
回数券
リマインド配信
サブスク
EC
キャッシュレス決済
ネット予約
デリバリー
モバイルオーダー
メニュー機能
地図検索
リスト店舗検索
動画掲載
アンケート
お友達紹介
ゲーミフィケーション
フリーレイアウト
スライダー
PWA
混雑状況
イベントカレンダー
CRM
アクセス解析(GA)
来店記録
多言語対応

店舗アプリの事例

ユナイテッドアローズ

宣伝会議が主催する「インターネットマーケティングフォーラム2017」より、ユナイテッドアローズの高田 賢二氏が登壇し、自社ハウスカードの取り組みについて語りました。

現在ユナイテッドアローズでは、自社ECと実店舗の両方で使えるハウスカードを提供しています。高田氏の話によると、自社ECと実店舗を利用しているお客様の年間購入額は、自社ECのみを利用されているお客様の約5倍も高いとか。

ユナイテッドアローズ

お客様のお金の使い方、商品の買い方、ファッションの価値観も時代に合わせて変わってきていることから、ユナイテッドアローズもECや実店舗を含めてシームレスなチャネルを開発し、タッチポイントを増やしていくことが大切だと語っています。

スシロー

インプレスが主催する「Web担当者ミーティング2018春」よりあきんどスシローの竹中 浩司氏が自社のCRM戦略について講演されました。スシローがお客様にアンケートを取ったところ、「スシローは混んでいるから行きたくない」という声が非常に多かったそうで、それを解決するために店舗アプリを開発したそうです。

アプリのダウンロード数は飛躍的に伸びたものの、アプリをダウンロードしないお客様は一定数いるそうで、今後はそのようなお客様がメリットとして感じていただくために、ポイントプログラムなどの施策を増やしていくそうです。

ニトリ

ニトリホールディングスは、2018年2月期決算説明会を開催しました。ポイントカードに関連した話を抽出すると、通販事業では、通期で売上高前期比135%の305億円となりました。上期にかけて、商品画像やトップページのリニューアル、「ニトリアプリ」の利便性向上などに取り組んだ結果、第4四半期では139.8%と大きく増加しました。

ニトリ

通販事業が急成長しているのであれば、店舗を縮小して通販事業に力を入れれば、さらに売上が増加するのではないかと思います。

しかし、ニトリホールディングスの白井 俊之社長は、自社アンケートを取った結果、通販で購入するお客様は、実店舗で商品を見て・触ってから通販で購入する人がまだ多い状況のようです。この2つがあるから、相乗効果が生まれるわけです。

ニトリでは、実店舗で商品を見て・触ってから、商品バーコードを公式アプリで読み取り、通販サイトで商品購入する「手ぶらdeショッピング」を提供しています。また、メンバーズ会員限定で、通販サイトで購入した商品を配送センターで受け取るとポイントが貯まるキャンペーンも実施しています。

これらの施策は、共通ポイントカードではなかなか実現しません。このように、自社ポイントカードを活用してお客様を仲間にし、そこから利用回数を促進できるような満足できるサービスを提供することで、企業の売上に貢献できるものに変化していくのではないかと思います。

店舗アプリのメリットとは?

個人商店や個人経営に向けた店舗アプリ開発サービスを紹介しました。では、これらのサービスを導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。具体的には以下のようなことがあると思います。

・安価でアプリを作成できる

例えば、アプリ開発会社に新規でアプリ開発を依頼した場合、上記サービスと同じ機能が搭載されたアプリを開発すると、およそ300~500万円かかると言われています。

今までご紹介した個人店舗用アプリ開発サービスを利用すれば、月額1万円ほどの価格からオリジナルの店舗アプリを持って店舗の集客活動に役立てられます。

・店舗から伝えたい情報をすぐに反映できる

「今まで入手困難だった新商品が入荷された」「今日は3割引セールを行いたいのでお客さんに広く伝えたい」とき、自ら管理画面を使って情報を更新することができます。サービス提供会社に更新を委託しないぶん、素早く情報の更新ができます。

・顧客の囲い込みができる

上記で紹介したアプリには、スタンプ機能やポイント機能、ジオフェンス、クーポン機能が搭載されているサービスもあります。お客様の訪問を1度きりにせず、何度も訪問していただく手段として、これらの機能は有効に活躍します。

・顧客に一斉お知らせができる

「今すぐ伝えたい情報を更新したけど、お客様は本当に見ていただいているのだろうか?」そんな時はプッシュ通知が有効です。アプリをダウンロードされたユーザーに伝えたい情報を一斉に配信することができます。

また、「女性だけ」「20代だけ」といった属性を選択して配信する機能も存在しています。

店舗アプリのデメリットは?

メリットのほかに、課題となるデメリットについてはどのようなことが考えられるのでしょうか。

・デザイン制作は別料金

個人店舗アプリのテンプレートやテキストの色、背景色は管理画面上で用意されているので変更できますが、その枠を超えて「店舗にあったオリジナルデザインで見せたい」「かっこいいアプリアイコンで見せたい」という場合は対応できません。

これらは、有料で対応するサービスや、対応できないサービスもありますのでご確認ください。

・ダウンロード数、画像登録容量、プッシュ通知に制限

個人店舗アプリ開発サービスは、1つのサーバーにいくつものアカウントが格納されている「共有サーバー」で運用されているため、アプリのダウンロード数や料理や商品の画像、プッシュ通知の月間配信回数や配信数に制限があるサービスがあります。

たとえサービスサイトに明記されていなくても、サービス登録前に一度、確認を取ることをお勧めいたします。

・GooglePlayのアプリURLは固有IDが付く

AppStoreの場合、アプリの申請順でIDが割り当てられ、アプリ名称とIDがAppStoreのURLになります。これはどのアプリ開発会社に依頼しても一緒になります。

しかし、GooglePlayに公開するAndroidアプリは基本的にサービス固有のURLとなります。例えば、アプスタの場合は「jp.appsta」、GMOおみせアプリの場合は「jp.digitallab」、UPLINKの場合「com.couponapp2」がURLに付与されます。

そうなると、違うアプリ開発サービスに乗り換えしたい場合、今まで獲得したユーザーの引き継ぎができなくなるため、今まで投資した金額はすべて無駄となってしまい、1からユーザーを獲得する必要があります。長期的にサービスを使うためにも、検討する必要があります。

・多店舗登録する場合、料金が上がる

多くの個人店舗アプリサービスには、複数店舗にも対応するプランが用意されています。それがチェーン店舗の規模になると、1店舗あたりの登録料金も莫大になり、また上記のようなダウンロード数や配信数に制限があると、思っていたような販促活動ができない恐れがあります。

多店舗プランは存在するのか、1店舗登録するといくらかかるのか、どれくらいまで登録できるのかについて事前にご確認しておいたほうがよいと思います。また、チェーン店舗向けアプリ開発サービスも存在します。

・オリジナル機能は追加できない

たとえば、「競合の企業がオリジナルの機能を使ってアプリを公開しているからうちもその機能を入れて公開したい」「参考にされているアプリにオリジナル機能があったので、うちもその機能を入れたい」という場合、ほとんどのサービスでは対応できません。

当社が運営するModuleApps2.0では、他のサービスにはないオリジナル機能を構築し搭載できます。ご興味のある方はご相談ください。