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アプリのリニューアル基準は?プロのチェックリストを公開

 Post by MML編集部

アプリ開発会社である弊社では、アプリのリニューアル・リプレイスを担当することも多くありますが、お客様からよく聞くお悩みがあります。

多くの方が自社のアプリについて悩み、アプリのリニューアルも視野に入れます。しかしGoogleで調べてみると、各社の事例などが出てきますが、こういった悩みを解決できるコンテンツが無いことに気がつきました。

そこで、長年アプリ開発の事業をおこなっている弊社の知見から、「アプリリニューアルにおけるチェックリスト」を作成いたしました。

よくある課題の解決方法やリニューアルの流れ、評価基準の設定方法なども含め詳しく解説していますので、よろしければぜひ資料をご確認ください。

こちらの記事では資料の中身を簡単に解説&ご紹介させていただきます。

担当者が気づいていないリニューアルするべき状況・判断基準

リニューアルの判断基準には、「テクニカルの観点」と「グロースの観点」の2つがあります。

もし1つでも当てはまる場合、担当のベンダー様へ解決策を相談することをおすすめいたします。もし貴社にて重視しているポイントが解決出来ない場合には、他アプリベンダー様へのご相談もご検討ください。

実装したい機能が実装出来ない

テクニカルの観点では、例えば対向システムの刷新であったり、新しいシステムの導入に合わせて実装が出来ないなどが挙げられますが、そもそもシステム上の制約があって出来ないのか、技術力の問題なのかも確認が必要です。

技術力の問題では「実装経験がない」「経験が少ない」などの理由をうかがうことが多いです。

分析ができない・分析ツールとの連携が困難

グロース(アプリを成長させていく)の観点で言いますと、第一歩とも言えるユーザー行動分析などが充分におこなえない点が挙げられます。

ノーコードツールなどでの開発の場合、ツールの連携が限られているケースが多いため、満足のいく分析ができないケースが多くあります。

例として2つだけ挙げさせていただきましたが、チェックリストとしてはさらに8つ、合計10項目を設定しています。

ダウンロードは無料でおこなえますので、ぜひご確認くださいませ。

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アプリのリニューアル時によくある課題と解決方法

よくある課題とその解決方法を資料に6個まとめています。こちらの記事では抜粋して2点だけご紹介させていただきます。

会員情報の引き継ぎに懸念がある

まず、今の会員基盤を残すかリプレイスするかを検討しましょう。

残す場合は、どのように引き継げるかの整理をおこないます。
リプレイスする場合は、新しい会員基盤にどのように移行をするかを整理します。

自社でおこなうのが難しい部分でもありますので、この整理を手伝ってくれるアプリベンダーと会話をすることもおすすめです。

CRMとアプリをセットのパッケージで開発してしまった

多くの場合、SaaSの一部としてCRMの機能があるので、CRMに対し個社ごとの対応ができないケースが挙げられます。

例えば期間限定ポイントの機能が欲しくても機能として存在していなかったり、個社ごとに会員情報のカラムを作れないなどですね。

加えてリプレイスをする際に会員情報を外に出せないなど、ベンダーロックイン(特定のベンダーの製品やサービスに依存し、他のベンダーに移行するのが困難になる状況)のリスクがあります。

解決策としては大きく2点あり、まずはCRMとアプリをモジュール化し、それぞれ独立して開発・運用できるように変更するなどです。この際、API連携でデータ同期することで他のシステムとの互換性も向上します。

また、オープンソースのツールやプラットフォームの活用で特定のベンダーに依存しないシステムを構築することも有効です。将来的なシステム変更や他のツールとの統合が容易になります。

この他にもよくある課題とその解決方法を解説しています。また、載っていない課題についてはぜひお気軽にご相談ください。全力で向き合います。

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アプリリニューアルの流れ

流れを大きく分けると11ステップとなります。

弊社での流れを記載しておりますが、ほとんどの会社でこういった流れになっていることと思います。

①アプリベンダーに問い合わせ(超概算の見積りを確保)

いきなり!?と思うかもしれませんが、これをやらないと社内でどれくらいの予算を確保すべきか、費用対効果はどうなのかなどが判断できたいためです。

自社が叶えたいことにどれくらいのコストがかかるのか、複数社に問い合わせることをおすすめします。

関連記事:アプリ開発業界のプロが選ぶ厳選12社【2024年最新】

②社内決裁取得、予算確保

受け取った概算見積もりをもとに、プロジェクトの商人と必要予算の確保を行います。

③提案依頼書(RFP)の作成、展開

詳細な要件をまとめた提案依頼書(RFP)を作成し、見積もりと同様に複数のベンダーに展開しましょう。

④ベンダー選定(コンペ)

各社から提案やお見積もりをいただき、社内で最適なベンダーを選定します。

コンペを開催するのも1つの手ですが、ご認識しておくべき点として、会社によってはコンペを受けてくれないところもあります。

関連記事:【2024】アプリ開発費用を実際の見積書7社分から徹底解説

⑤要件定義

ベンダーがユーザーニーズやビジネス上の要件を具体的に定義して、プロジェクトの範囲を確定します。

⑥設計

ベンダーが上記の要件に基づき、アプリの詳細な設計を行います。

⑦開発

設計に基づき、ベンダーが開発を進めます。この段階で並行して、社内関係者に向けた説明をおこなうことをおすすめします。

⑧テスト

アプリの内容や品質を確認するため、ベンダー側でテストを実施します。

⑨受け入れテスト(UAT)

依頼主側が実際にアプリを使用し、機能や操作性を確認します。その後、審査UPの許可を出します。

⑩アプリ審査(Apple/Google)

アプリストアで公開する場合、AppleやGoogleの審査を受ける必要があります。

社内向けアプリ等、ストアに展開しない場合にこの工程は発生しません。

⑪リリース

アプリのリリースはゴールではなく、新たなスタートであり、リリース後こそが本番といえます。

分析を行い、保守・運用を通じて継続的にアプリを改善していきましょう。

リニューアル後に期待する効果や、評価基準の設定方法

リニューアル時に期待される効果としては、主に6つ挙げられます。

それぞれの詳細と評価基準の一例を紹介いたします。

1.MAU(月間アクティブユーザー数)数の向上

期待効果:ユーザーエンゲージメントの強化による、アクティブユーザー数の増加など

評価基準:月間アクティブユーザー数(MAU)の前年比較などが有効です

2.MAU率の向上

期待効果:定着率の向上による、ユーザーの継続利用など

評価基準:月間アクティブユーザー率(MAU率)の改善率など

3.ダウンロード数

期待効果:新規ユーザーの増加によるアプリの普及

評価基準:アプリのダウンロード数の月別成長率などが指標となります。

4.会員数

期待効果:利用者ベースでの拡大

評価基準:総会員数の増加数など

5.売上

期待効果:アプリ利用による売上の増加

評価基準:月間売上額の前年比較など

6.アプリからの会員登録数またはコンバージョン率

期待効果:アプリ経由での会員登録および、コンバージョンの増加

評価基準:会員登録数とコンバージョン率(CV率)の月間増加率など

さいごに

アプリのリニューアル・リプレイスを考えている方にとって、何か役立てばとこのホワイトペーパーを制作させていただきました。

この記事で紹介した項目意外にも、資料では「費用を抑えてリニューアルする方法」や、「短期間でリニューアルする方法」なども合わせて紹介しています。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

>>アプリリニューアルのチェックリストをダウンロードする

また、NTTドコモの子会社である弊社DearOneが提供するアプリ開発サービス「ModuleApps 2.0」は、アプリをグロースさせるプロフェッショナルチームと、それに呼応する柔軟な拡張性を持ちます。

豊富なアプリ機能から必要な機能を選択して組み込むことで、低価格で自社独自のアプリが開発できるサービスです。

アプリはリリースしてからがとても大切。リニューアルともなればなおさら。多種多様なのアプリを開発・運用してきたプロが二人三脚でご支援いたします。

定番の機能はパッケージで安価に実装し、個別のカスタマイズや実現したいことはしっかりとした開発体制でお応えしています。

また、NTTドコモのセキュリティ基準に準拠しており、低価格ながら安心してアプリ開発・運用が可能です。

現在、初期費用の150万円を無料にするキャンペーンをおこなっており、費用を抑えたい方にもピッタリのサービスとなっています。

ModuleApps 2.0は、ダイソー、GRL(グレイル)、ケーズデンキ、ツルハドラッグ、ゴディバ、ドトールコーヒー、タワーレコードなど、多くの有名企業の公式アプリを開発しています。リプレイスの経験も多くありますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

「こんなアプリを作りたいけど実現可能か知りたい」「アプリの概算見積もりが欲しい」「クライアントに提案したいので代理店契約について聞きたい」など、

アプリの新規開発やリニューアルについてご興味のある方へ、まずはご相談だけでも大歓迎です、どうぞお気軽にお問い合わせください!

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