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【調査レポート】アプリのリニューアルにおける背景、ホンネをアプリ担当者に聞きました!
株式会社DearOneは各企業のアプリ担当者様やリニューアルを経験された方に対して、アプリのリニューアル、及びリプレイスについて調査を行いました。
調査背景
なぜアプリをリニューアルするのか?
エンタープライズ企業を中心に200以上のアプリ開発実績をもつ弊社DearOneは、アプリのリニューアルやリプレイスについてご相談を受けることも多く、その中で、
「なぜアプリをリニューアルするのか」といった理由に、少しの傾向があることがわかりました。
そこで、アプリ担当者の不満やリニューアル後に期待する効果を正確に把握することが、今後のアプリマーケティング戦略を立てる上で重要であると考え、調査を実施しました。
調査概要
調査対象者:企業のアプリ担当者、及び関係者、またはアプリのリニューアルを経験したことのある企業の方62名
調査時期:※1 2024年8月
調査方法:インターネット調査
※データは小数点第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
調査結果
まずはリニューアル/リプレイスを経験したアプリ担当者に、どういった不満があったのかを尋ねました
※複数回答可
分析ができないことがいちばんの不満
半分近い担当者が、分析機能に不満を感じていることがわかりました。
アプリの分析ツールは様々なものがありますが、アプリによっては連携が出来ないというケースもまた多くあり、後に判明するとリニューアルする大きな理由となります。
金銭や時間のコストについてはある程度想定していましたが、ベンダーとのコミュニケーションも不満にあがりやすいポイントであることから、高度な分析が可能で柔軟性と拡張性があり、サポート体制が充実したアプリベンダーが求められていると考えられます。
リニューアルで不満は8割解消される
8割以上のユーザーが不満点を解消できたと回答しており、リニューアルやリプレイスが課題解決に繋がると見て問題ないでしょう。
ただし2割弱のユーザーがリニューアル後も不満を感じている点は注目すべきポイントであり、リニューアル後のアプリの不満点も同様の設問で伺いました。
最も不満が多かった「満足のいく分析ができない」という不満は解消され、「当てはまるものはない」と答えるユーザーも増加したことから、リニューアルによって解決が出来ていることは間違いありません。
費用と時間に関する不満は依然として残っていますが、特にベンダーへの不満が増加した点は驚きでした。
分析が出来るようになることで新たな課題が見つかるという面もあるかと思いますが、アプリ担当者が求めているものは単なる製品提供だけでなく、課題解決につながる提案やサポートであり、新たな価値を提供することへの重要性がわかります。
また、依頼する際にもグロースに向けて伴走する体制を確認したり、必要であればそのための予算を確保しておくことも重要です。
弊社ではアプリリニューアル時におけるチェックリストも作成しておりますので、よろしければダウンロードしてご確認ください。
開発期間は半年前後が最多
リニューアルには平均で半年前後と、開発完了まで時間がかかります。複雑なアプリであれば1年以上かかることもあります。
市場やニーズの変化に迅速に対応するためには、早めの検討や相談が鍵となります。
また、中長期のお付き合いになることから、ベンダーとのコミュニケーションも非常に重要なポイントになってくると考えます。
改善に向けてまずはベンダーに相談
こちらの設問は、「リニューアル/リプレイスをしたことがない」方に向け、不満点の改善に向けて今おこなっていることを伺いました。
不満点の改善に向けてベンダーからのサポートはやはり求められていることがわかりますが、不満点がありつつも特に何もしていない担当者も多く存在している現状があります。
ベンダーからの積極的なアプローチも必要と考えられますが、アプリのリニューアルや引き継ぎ実績が豊富なベンダーに相談することで解決できることもあります。
ModuleApps2.0でも、数多くの企業様でリニューアル・運用実績があり、手がけたアプリの累計ダウンロード数は1億を突破しました。些細なご相談も大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください!
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関連記事:ウエルシア薬局 リニューアル後、わずか8カ月間で100万ダウンロードを達成
課題は対応リソースと引き継ぎか
金銭コストは必ず理由になることが想定されたため、それ以外の理由を聞いてみました。
金銭意外にも様々な不安がユーザーにはあるため、ベンダーとしてはリソースの支援や移行サポート、コンサルティングや価格の透明化などが求められていると言えます。
リソースがなくてベンダーに相談できない!という方も、そこも含めて相談してみることをおすすめします。
最も期待している効果は会員登録数の上昇
ここからは、リプレイス経験の有無を問わず、共通の質問をさせていただきました。
アプリのリニューアル後にユーザーが期待している効果としては、ユーザー数の増加に関する項目が上位を占める結果となりました。
これは単に新規会員の獲得だけでなく、既存ユーザーのエンゲージメント強化やアプリ独自の価値提供などの必要性も考えられます。
有意義な競合比較が出来ているのは3割
3割ほどの担当者が有意義な競合比較をおこなえている一方で、6割以上の方は出来ていない、またはやったことがないという結果になりました。
アプリの分析には経験も必要なため、プロの手を借りるのも選択肢の1つとして挙げられます。競合分析を含めた提案をしてくれるベンダーだとより良いですね。
費用対効果の算出が重要
続いて社内調整においてどういった部分がネックとなるかを伺いました。
上位の3つは、費用対効果や投資利益率(ROI)が明確となっていないことに集約されるような結果となりました。ここが明確でないと意思決定者から承認を得ることは難しく、予算も確保出来ないはずです。
一般的には想定ROIを作成して社内で上申し、予算を確保する……といったプロセスとなりますが、作成には概算の見積もりが必要になります。
多くのベンダーは相談から受付しておりますので、まずは問い合わせして概算となる見積もりを貰うこともおすすめです。
参考記事;おすすめのアプリ開発会社12選
拡張性不足は最大の不満に
最後に、開発やリニューアルで失敗したと思っている項目を伺いました。
希望するツールとの連携や機能の実装不可など、拡張性の不足が大きな不満に繋がることがわかります。
前段で「満足がいく分析ができない」ことが1番の不満だったこともあり、分析ツールとの連携ができないのは致命傷になりかねません。
また、アプリは開発費用だけでなく、DL数やプッシュ配信数、MAU数に応じた従量課金など様々な形がありますので、自社で確保できる予算感とアプリベンダーがマッチしているかは必ず確認しましょう。
まとめ
アプリのリニューアルは課題解決につながるものの、その後ベンダーからの積極的な提案やサポート不足、改修費用の高さやリソース不足などが引き続き課題となっています。
社内調整も含め、課題解消のためにはベンダー側からの積極的なコミュニケーションと、サポート体制の強化が肝要と考えられる結果となりました。
ユーザーのニーズに的確に応え、信頼関係を築き満足度を向上させることが重要です。
ModuleApps2.0について
ドコモ子会社のDearOneによる「ModuleApps2.0(モジュールアップス)」は、豊富なアプリ機能から必要な機能を選択して組み込むことで、低価格で自社独自のアプリが開発できるサービスです。
「こんな機能を入れたいんだけど」といった自社独自の機能もオーダーメイドかつ、短期間で開発できます。
さらに、ModuleApps2.0では、アプリリリース後もビジネスの目標を達成できるよう専門家とともに伴走できるサービスも。
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