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Twitter、ファーストビューに掲載される広告を発表。期待する効果とは?
Twitter社は、タイムラインのトップに表示される新しい広告を発表しました。Twitterを利用される方や広告を出稿される方にとっては気になる情報です。新しい広告はどういうもので、どのような効果が期待されるのでしょうか。
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Twitterのファーストビューに表示される広告
Twitterは、新しい広告「First View」を発表しました。ユーザーがサイトへ訪問したとき、タイムラインの上部に24時間動画を流せる広告商品です。この広告は1度見たユーザーには再び掲載されることはありません。 FirstView広告はアメリカ国内で管轄するクライアントに提供され、数か月後にグローバルで展開する予定です。 Twitter社は、「広告枠を24時間専有して重要なオーディエンスリーチを獲得する」と説明しているため、広告料金はそれなりな金額になると考えられます。3割が動画視聴後アクションを起こしている
2015年、Twitter社が公開された「Twitterユーザーの動画視聴実態」によると、動画を視聴した後のアクションについて、「動画コンテンツをリツイート」した人は37%、「動画コンテンツについてツイート」した人は34%、「動画コンテンツをお気に入りに登録」した人は32%となりました。 動画を閲覧したユーザーのアクションとして、3割のユーザーはリツイートやお気に入りなど、何かしらのアクションを行っているそうです。 動画広告に関連して、2015年、オプトは15~69歳の男女1200人を対象に、「動画視聴行動」に関するアンケート調査を実施しました。 「YouTubeの動画広告を見た後、あなたが今までに取ったことのある行動」について尋ねたところ、最も多かったのは「動画広告後のサイトURLをクリックしてサイト遷移した」で11%、次いで「商品のホームページを見た/見る」で9%となりました。 同じ動画広告でもTwitterとYouTubeでは、アクション方法や割合に違いがあるようですが、ユーザーは動画視聴後に何かしらのアクションを行うことが分かりました。出典:オプト
いかがでしょうか。ファーストビュー広告は現在、日本のTwitterには表示されませんが、今後表示されるタイミングが訪れるということで、注目していきたいと思います。