多くの内容が投稿されているSNS。ユーザーは投稿内容についてどのように感じていて、どういった行動を起こしているのでしょうか。ジャストシステムが運営するアンケートサービスFastaskは、10代~60代の男女668名に対し、『
広告を見ても、”違和感を抱かない”SNSとは?』について調査を行いました。
利用しているSNSアプリはLINEがトップ
「あなたが利用しているサービスで、アプリを利用しているもの」について尋ねたところ、最も多かったのはLINEで81.0%、続いてFacebookが50.3%、Twitterが49.9%、Instagramが18.7%となりました。最近の発表ではLINEのグローバルの
アクティブユーザー数は2億1,200万人と多くの方が利用しており、まさに日本では市民権を得たアプリとなっています。
アプリの利用頻度から見えてきた「文化の差」
「アプリの利用頻度について、最もあてはまるもの」について尋ねたところ、毎日利用するもので最も多かったのはLINEで65.1%、続いてTwitterが60.1%でした。2~3日に1回程度で最も多かったのはInstagramで28.0%、続いてFacebookは25.9%となりました。
この結果から見ると、比較的文字を読む文化があるLINEやTwitterは毎日チェックする傾向が強く、比較的写真を見る文化があるFacebookやInstagramは2~3日に1度程度チェックするということかもしれません。
3割が投稿された商品やブランドについて検索する
「アプリ内での投稿(企業や個人問わず)をきっかけとした行動について、あてはまるもの」について尋ねたところ、「投稿の対象となるブランドや商品について、検索したことがある」ことに当てはまると思ったアプリは、Twitterが34.5%、Instagramが30.4%、Facebookが29.8%、LINEが18.7%となりました。
多くの友達からシェアされるTwitterやInstagram、Facebookは投稿された内容について検索される傾向が強く、比較的個人とのやり取りで利用されるLINEでは投稿された内容について検索する傾向は低いようです。
広告に違和感を感じないInstagram
「アプリでは、フィード上に広告が表示されることがありますが、これらの広告表示について、あなたの状況にあてはまるもの」について尋ねたところ、「広告を見たことがあり、特に違和感を感じることはない」ことに当てはまると思ったアプリはInstagramが20.0%、Facebookが19.0%、Twitterが16.8%、LINEが13.5%となりました。
広告に違和感を感じないアプリはInstagramが20.0%と他のアプリよりも最も多く、できれば配信して欲しくないと答えた割合の19.2%よりも多い結果にあまり広告らしさを感じない構成を取られているのだと思います。