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無料で使える!サイト、SNS、アプリの競合分析ツール14選
サイトのアクセス数が思ったように上がらなかったとき、FacebookやTwitterでいきなり拡散したとき、アクセス解析を見てもなぜそのようになったのか分からないことがあります。
今回はURLを入力するだけで、トラフィックやリファラー、拡散情報、被リンク状況、キーワードによる順位やアプリの順位が分かる分析ツールをご紹介します。自社に限らず、競合他社の分析にもお役立てください。
目次
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SimilarWeb
URLを入力すると、対象サイトのトラフィックやリファラーなどの情報が収集できる競合分析ツールです。想定数にはなりますが、以下のような多くの情報を確認することができます。- トラフィック(セッション数、平均時間)
- 国別アクセス数
- 流入経路
- 参照サイト
- 検索キーワード
- 流入ソーシャルの内訳・割合
- 関連モバイルアプリ
nibbler
URLを入力すると、対象サイトの診断ができるツールです。SimilarWebではトラフィックやリファラー情報が取得できましたが、nibblerはサイト内の診断ツールとなるので、リニューアル提案時やリニューアル後などで活躍しそうです。- 印刷CSS適性
- サーバ動作
- コンテンツ量
- コード品質
- Google+(+1数、サークル数)
- Twitter(フォロワー数)
- Facebook(いいね数、話題数)
- 内部リンク数
- Webサイトの人気度
- モバイル最適化
- ドメイン年齢
- 被リンク数、被ドメイン数
- メタタグ適性
- URL適性度
- コンテンツ鮮度(最終更新日)
- SNS共有数
GTmetrix
nibblerと同じように、対象サイトの診断ができるツールです。nibblerとの違いは、診断をした結果、どのカテゴリの、どのファイルが、どれくらい良くないのか、グラフと表形式で教えてくれます。 グラフが短ければ短いほど(つまり赤色に近づくほど)悪い影響があると診断されます。診断内容を確認し、問題があると判断したら改善されるのがよろしいかと思います。 http://gtmetrix.com/PageSpeed Insights
Googleが提供する、Webサイトの速度計測ツールです。URLを入力すると、モバイルやパソコンで閲覧した場合、「速度」や「UX」の観点で現在対象サイトは100点中何点なのか、それはどうしたら改善できるのかを診断してくれます。 https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=jaモバイルフレンドリーテスト
Googleが提供する、スマートフォン最適化診断ツールです。URLを入力すると、スマホで表示した際、使い勝手が悪いか、それはどういう理由なのかを診断してくれます。 「テキストが小さい」「リンク同士が近すぎる」「viewportを利用していない」「画面幅が大きい」などの理由でモバイルフレンドリーに適していないと診断された場合は、改善する必要があります。 http://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/?hl=jahanasakigani.jp
Linkscapeが提供する、被リンクチェックツールです。URLを入力すると対象ページの被リンク数や被リンクドメイン数、または各リンクの「アンカーテキスト」「nofollowの有無(nf)」「ページランク(PR)」「外部リンク総数(OBL)」「被リンク重要度(HIS)」が分かります。 http://hanasakigani.jp/MOZ: Open Site Explorer
MOZが運営する、被リンクチェックツールです。hanasakigani.jpと同じように被リンクのチェックができます。URLを入力すると対象ページの被リンク数や被リンクドメイン数、60日以内に発見されたページ数が分かります。 または各リンクの「アンカーテキスト」「スパムスコア」「ページランキング信頼度」「ドメインランキング信頼度」が分かります。 https://moz.com/researchtools/ose/GRC
シェルウェアが提供する、検索順位チェックツールです。対象ドメインと各キーワードを入力して更新ボタンを押すと、Google、Yahoo、Bingの検索順位と前回との変動値、検索ヒット数が収集できます。使用する際はソフトをダウンロードする必要があります。 http://seopro.jp/grc/Wayback Machine
Internet Archiveが提供する、ウェブページのアーカイブが閲覧できるツールです。URLを入力すると、カレンダーが表示され、Wayback Machineが独自のクローラーで収集したページを閲覧することができます。 https://archive.org/web/Like Alyzer
Meltwaterが提供する、Facebookページ診断ツールです。URLを入力すると、「ページ情報」「ページパフォーマンス」「投稿情報」「他人による投稿」による良い点、悪い点が一覧で確認できます。また、「ページ比較」「Facebookページランキング」も数値で確認することができます。 http://likealyzer.com/jaSocial Insight
ユーザーローカルが提供する、ソーシャルメディア分析ツールです。ユーザー登録し、確認したいアカウントを登録したあと「ファン分析」を押すと、対象アカウントの情報が確認できます。- 日別の推移(フォロワー数、フォロー数など)
- ユーザー属性(性別、年齢、地域)
- フォロワー一覧
- フォロー一覧
- 発言一覧(RT数、いいね数) など
無料RT(リツイート)分析ツール
同じくユーザーローカルが提供する、リツイートによる拡散状況が確認できるツールです。URLを入力すると、過去1週間のツイートを最大500件まで取得し、分析できます。 グラフではどのアカウントのツイートが影響してさらにリツイートされたのかが確認できます。今回はサンプルで取り上げられている「ピース又吉さんの記事拡散」状況を貼っておきます。 http://rt.nakanohito.jp/App Ape Analytics
FULLER(フラー)が提供する、アプリ利用動向調査ツールです。FULLERが提供するAndroid版端末管理アプリの承諾ユーザーがどんなアプリを利用しているのかを独自に収集して反映しています。 無料版は調べられるアプリに限りがありますが、たくさん使いたい場合は有料版をお勧めします。ちなみに1つのアプリで以下の情報が閲覧できます。- 所持ユーザー数
- MAU(月別)
- DAU(日別)
- 男女年代比
- 男女比
- 同時所持アプリ
- 関連アプリ
- HAU遷移(時間別)
- 時間別アクティブ率
- DAU遷移
- インストール遷移
- 平均起動回数遷移
- GooglePlayランキング遷移
- MAUランキング遷移
- MAU遷移
- 所持ユーザー数ランキング遷移
- 所持ユーザー数遷移
Searchman
AppGroovesが提供する、ASO(Application Store Optimization:アプリ最適化)向けツールです。アプリ名やキーワード、URLを入力すると、対象アプリの情報と、検索ランキングなどの情報が確認できます。- カテゴリ順位
- スクリーンショット
- キーワード(検索回数、順位)
- 検索知名度(imp数)
- レビュー
- ビュートレンド
- ユーザーレビュー割合(全体・最新)
- 競合アプリ候補
- アプリ更新履歴