マクドナルド、感想を書くとクーポンが届くKODOアプリの投稿数が200万件突破。改善効果も公表

 Post by MML編集部
マクドナルドは2015年4月に導入した、店舗の利用体験についてアンケートに回答すると、お礼にクーポンがいただけるスマホアプリ「KODO」の累計投稿数が、2016年2月13日時点で200万件を突破されました。今回、KODOアプリの概要とともに、使い方や改善効果についてまとめました。

KODOとは?

マクドナルドKODOは、マクドナルドで運用されていたアンケートシステムを、よりお客様が回答しやすいかたちに改良したものが、このアプリとなります。 お客様の評価基準に沿ったアンケート項目を設定し、フリーコメントで店舗で感じたご感想やご意見を自由に記述できるようになっています。回答されたアンケートはオンラインシステムを通じて店舗にてすぐに確認できるため、本社を介さずに、店舗の裁量ですぐに改善への行動を起こすことができます。 お客様が店舗に対して本音を言えるシーンは、これまでは店舗内でのささいな会話やお問い合わせ窓口程度でした。「KODO」を通じた店舗改善は、店舗主体で行ってます。これにより対応がスピーディになると同時に、各店舗の特性に合った店舗QSCの改善を図ることができます。

KODOの使い方

では、KODOアプリの使い方についてご紹介します。KODOを起動すると、店舗一覧画面が表示されます。店舗は位置情報を活用して現在地から近い順に店舗が表示されます。店舗一覧からアンケートに答えたい店舗を選択します。 201504_kodo04 店舗を選択するとアンケートが開始されます。その店舗の感想を1つひとつ回答し、最後にアンケートを送信します。個人名の入力はありませんが、男女や年代の選択は設けられており、ライトな設計となっています。 201504_kodo05 1日1店舗だけアンケートの回答ができます。また、回答するとクーポンがいただけます。特典内容が入ったクーポンはあとで送付され、翌日からクーポンが使えるようになります。クーポンは1回限り1枚で1個まで利用可能です。1回アンケートに答えれば、期間中に何回も使用できるわけでもなさそうですね。 201504_kodo06 また、アンケートはお一人様1日1回まで、同じ店舗のアンケートは月に1回までとなっています。何回もアンケートに回答できる仕様でもないようです。

KODOによる改善効果

マクドナルドは、KODOを導入されたことによって、各店舗にどのような効果がもたらされたのでしょうか?今回、マクドナルドが公表されたさまざまな事例をご紹介します。

事例1:【新横浜駅前店】客席エリアの工夫 (立食&かご)

狭い店舗のため、客席がいっぱいの時は荷物を置くスペースもないというコメントをいただいていました。そこで、荷物かごを設置したところKODOに「狭い客席なので、荷物かごが便利」というお声をいただくことができました。また、短時間で飲食されたいお客様のニーズに応え、立食用のテーブルを設置しました。 改善のアクションに対するお客様からの評価がKODOで頂戴できるケースも存在し、さらなるモチベーションにつながっています。

事例2:【豊洲駅前店】BBモバイルのアンテナ増設

KODOで「Wi-Fiがつながらない」というお声をもらい、実際に調査すると、2F客席の電波が弱いことが判明しました。そこで、BBモバイルのアンテナを増設し、環境を改善いたしました。

事例3:【155知立店】クレンリネス強化のための導線変更

客席が汚いとのお声を受け、クルーが仕事に入る際に、裏口から直接厨房に入るのではなく、客席を必ず通り、ゴミがないかを確認しながら入るように導線を変更しました。その結果、クレンリネスに対するKODOの評価が改善しました。

いかがでしょうか。上記に掲載された事例はその一例です。マックへ来店の際に気になったことや改善してほしいことがあれば、どんどん投稿してクーポンをゲットしましょう。 ※「KODO」アプリの使い方