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ローコードアプリ開発会社・ツール7選!内製と外注の判断基準
「ローコードなら、ツールを使えば自社で開発できるのでは?」
「ノーコードやフルスクラッチと実際どのくらい違うかが知りたい」
ローコードアプリ開発という言葉から、「簡単そう」「自社でもすぐに作れそう」という印象を持つ人も多いのではないでしょうか?
確かに、0からすべて開発をおこなうフルスクラッチ開発と比べると、ローコード開発は比較的短期間で、コストを抑えて開発することができます。
一方で、要件が増えたり、外部システムとの連携や運用まで考え始めたりすると「思っていたより単純ではなかった」と感じるケースも…。
この記事では、ローコード開発の基本を整理しながら、内製化/外注それぞれのメリット・デメリット、おすすめのローコード開発ツールなど、幅広く解説いたします。
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ローコード開発の基礎知識
ローコード開発を正しく理解するためには、まず「何ができて、どこまでを想定した手法なのか」を整理しておく必要があります。
ローコード開発とは?
コード(ソースコード)とは、プログラミング言語で書かれたテキストデータのことです。
つまり“ローコードアプリ開発”は、「最小限のコード記述でアプリを開発する手法」を指します。
あらかじめテンプレート化された機能やデザインを組み合わせることで、高度なプログラミングの知識がなくても、短期間で開発をおこなうことができます。
ローコード開発が注目されている理由
ローコード開発は、ここ数年注目を集めている開発手法です。
その背景には、多くの企業が直面している「IT人材不足」があります。デジタルの進化に人材の供給が追いつかず、「やりたい施策はあるが、動けるエンジニアがいない」という課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか。
さらに、変化が激しい現代においては「スピード感」も求められます。年単位を要する開発手法の場合、完成した頃にはビジネスの前提が変わってしまうという事態になりかねません。
これらの課題を解決する現実的な選択肢として「0からすべてを作るのではなく、あらかじめ用意された型も活用する」というローコード開発の考え方が注目されているのです。
ローコード開発の基本機能
ローコード開発ツールには、多くの場合、次のような基本機能が用意されています。
- 画面レイアウトを直感的に作成できるUI設計機能
- データベースとの連携機能
- ワークフローや業務ロジックの設定機能
- ユーザー権限・認証管理
- API連携などの拡張機能
これらを組み合わせることで、一定レベルまでのアプリケーションであれば、比較的少ない工数で開発できる点が特徴です。
その一方で、ツールごとに実装できる範囲や柔軟性には差があるため、注意が必要です。
ノーコード・フルスクラッチとの違い
ローコード開発への理解をさらに深めるために、ノーコード開発やフルスクラッチ開発との違いについても解説します。
| ノーコード | ローコード | フルスクラッチ | |
| コード記述 | 全く書かない | 少し書く(補助的) | すべて書く |
| 難易度 | 簡単 | 普通(多少の知識が必要) | 難しい・専門知識が必要 |
| 自由度 | 低い(型にはまる) | 中〜高程度 | かなり高い |
| 主な利用者 | 非エンジニア(現場担当) | IT担当者・エンジニア | 熟練エンジニア |
- ノーコード
→コードを書かずに開発できる反面、実装できる機能やカスタマイズの幅は限定されやすい。 - ローコード
→ある程度の自由度を保ちつつ、開発工数やコストを抑えやすい中間的な立ち位置。ツールによって大きく変わる。 - フルスクラッチ
→要件に合わせた自由な設計が可能だが、開発期間・費用ともに大きくなりやすい。
費用や実装できる機能の幅は、ノーコード < ローコード < フルスクラッチという関係になるのが一般的です。どの手法が適しているかは、アプリの規模や将来的な拡張性、運用体制によって変わってきます。
ローコード開発は外注すべき?内製化との違い
ローコード開発を検討する際、「ツールを使って社内で開発する(=内製)か、開発ごと外部に依頼するか」という点で悩む方も多いです。
アプリ開発の目的や社内体制によって向き不向きが分かれますので、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
外注するメリット・デメリット

外注の最大のメリットは、設計・実装・運用まで含めて任せられる点です。
各フェーズごとに経験豊富なプロが対応するため、高品質なアプリを作ることができるでしょう。
一方、細かい修正なども逐一依頼しなければならず、手間や時間がかかるのはデメリットです。
そのため、「とにかく安く・早く」「自分たちで触りたい」という目的であれば、外注は過剰に感じられる場合もあります。
内製化するメリット・デメリット

内製化のメリットは、スピード感と柔軟さにあります。
シンプルなデザイン・最低限の機能だけでOKという場合には、ツールを使って自社で開発する方がコストを抑えられる可能性があります。
しかし、開発の途中で「あの機能も入れたい」「このデータも連携したほうがいいのでは」など、初めに決めた要件より複雑化すると、手詰まりになるケースも。担当者しか仕組みを把握しておらず、「触ると壊れそうだから誰も触れない」状態になることもあります。
内製化か外注するかの判断ポイント
内製か外注かを考える際は、次のような観点を整理してみてください。

一般的に、アプリの規模や扱うデータ数が大きくなるほど、専門の開発会社に外注したほうが安心といえるでしょう。また、リリース以降の社内リソース・運用の方向性まで見通しを立てて検討することも大切です。
これらを踏まえたうえで、「最初は内製、途中から外注」「基盤部分は外注、軽微な修正は内製」といった併用の考え方を取るケースも増えています。
内製か外注かを二者択一で決めるのではなく、自社の目的や制約に合わせて、どこまでを任せ、どこを自分たちで担うかを考えることが、結果的に無理のない選択につながります。
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おすすめのローコードアプリ開発サービス7選
ここからは、おすすめのローコード開発サービスを「受託型」と「プラットフォーム提供型」の2つに分けてご紹介します。
先ほど解説したメリットや判断ポイントを中心に、自社の目的を整理してからサービス選定に移りましょう。
「開発そのものを外注する」場合は受託型、「ツールを使って開発を内製する」場合はプラットフォーム提供型のサービスから選んでみてください。
迷っている場合、まずは受託型の開発サービスから見ていくと、全体像をつかみやすくなります。
受託型アプリ開発サービス
ローコードを活用しつつ、要件整理や設計、運用まで含めて支援してもらえるのが受託型です。
アプリの完成度を高めたい、しっかり成果を出したいという場合に向いています。
ModuleApps2.0

株式会社DearOneが運営するアプリ開発サービス「ModuleApps2.0」は、豊富な機能モジュール(テンプレート)の中から必要なものを組み合わせることで、デザインや使い勝手にこだわった「公式アプリ」を構築できるサービスです。
一般的なローコード開発よりも拡張性が高いのが強みで、テンプレート機能以外の個別カスタマイズにも対応しております。「デザインにこだわりたい」「すでに使っているデータベースやツールと連携したい」など、各企業のニーズに合わせた開発をおこなっております。
「まずはローコードで早く立ち上げ、足りない部分は後から作る」といった進め方もでき、スピードやコスト、将来的な拡張を見据えたバランスを取りやすいのが特長です。
最初から作り込みすぎて失敗するリスクを抑えつつ、事業の成長に合わせて段階的に機能を広げられます。
さらに弊社はNTTドコモの子会社であり、堅牢なセキュリティとサーバー基盤を持つため、全社導入用の業務アプリまで安心してお任せいただけます。
ウエルシア、タワーレコード、NewDaysなど、大手企業アプリの開発実績も豊富です。お見積もりの詳細や非公開の開発実績につきましては、ぜひお気軽にお問い合わせください!
>>【開発会社 比較検討用】ModuleAppsサービス資料 (費用目安付き) はこちら
OutSystems

株式会社BlueMemeは、OutSystemsを中心としたローコード開発を、日本国内で早くから手がけてきた企業です。
業務システムや基幹連携など、比較的規模の大きい案件への対応実績を持っています。規模の大きい業務システムや、長期運用を前提とした案件を検討している企業向きの選択肢といえるでしょう。
公式HP:https://www.bluememe.jp/outsystems/index.html
シースリーレーヴ

シースリーレーヴ株式会社は、FlutterFlowやBubbleなどのローコード/ノーコードツールを活用し、Web・モバイルサービス開発や新規事業支援を手がけてきた開発会社です。
検証段階から本番運用まで対応でき、ノーコードでは難しいとされがちな外部API連携や機能拡張にも対応してきた実績があります。
スピード感を重視しつつ、将来的な拡張を前提にサービスを育てていきたい初期フェーズの案件と相性のよい選択肢です。
プラットフォーム提供型サービス
開発や改善を社内で回していきたい、ある程度の内製体制がすでにあるという場合は、以下で紹介するプラットフォーム提供型のサービスを検討すると良いでしょう。
kintone

「kintone」は、 サイボウズ株式会社が提供する業務アプリ作成プラットフォームで、日本企業での導入実績が多いローコード/ノーコードツールです。
顧客管理や申請フロー、案件管理などの社内業務アプリを、自社で作成・運用できる点が特長で、業務改善や情報管理を内製で進めたい企業に選ばれています。
IT部門だけでなく現場主導でも扱いやすく、小〜中規模の業務アプリを素早く作り、使いながら改善していく用途と相性があります。
しかし、 大規模システムとの複雑な連携や高度な業務ロジックを前提とする場合は、設計や拡張に工夫が必要になる点には注意が必要です。
公式HP:https://kintone.cybozu.co.jp
Mendix

「Mendix」は、モデル駆動型の開発を得意とするエンタープライズ向けローコードプラットフォームです。
視覚的なモデリングを中心とした環境を提供し、業務部門とIT部門が協業しながら複雑な業務アプリや、大規模な連携アプリを開発しやすい点が強み。
アジャイルでの反復改善や、開発・テスト・運用を一貫して進められるライフサイクル機能が整っており、クラウドネイティブな展開や高度な拡張にも対応します。
このため、内製体制が整っている企業や、中長期運用を前提とした本格的な業務システム開発と相性が良いローコード基盤です。
公式HP:https://www.mendix.com/ja/
intra-mart

「intra-mart」はワークフローや基幹系システムとの連携を前提に設計された、エンタープライズ向けローコード開発プラットフォームです。
ワークフローや業務プロセス管理(BPM)機能を中核として、業務アプリの開発・統合・自動化を支援できる点が特長です。
統合的な業務プロセスの最適化・自動化や、DX推進を構造から進めたい中〜大規模組織で採用されるケースが多い選択肢です。
公式HP:https://www.intra-mart.jp/
Agentforce

セールスフォース社が提供する「Agentforce」は、世界シェアNo.1のCRM(顧客管理)をベースとした、AIエージェントの構築プラットフォームです。
一般的な「アプリ開発」とは異なり、このサービスの主役は「業務を代行してくれるAI(デジタルスタッフ)」を作ることです。ドラッグ&ドロップ操作で、高度な業務の自動化プロセスやAIエージェントを素早く実装でき、現場のニーズに即した「賢いビジネス機能」を短期間で形にできます。
公式HP:https://www.salesforce.com/jp/platform/low-code-development-platform/
ローコード開発サービスを選ぶときのポイント
最後に、ローコード開発サービスを選ぶ際のポイントを整理していきます。
自社と近しい開発実績があるか
外注先を選ぶ際は、自社と近しい業界での開発経験があるかが大きなポイントになります。
toC向けアプリ、社内アプリ、業務改善アプリ…という大きなジャンル分けはもちろん、「自社アプリがどんな機能を重視したいのか」「どんな成果を出したいのか」を整理したうえで、各開発サービスの過去の導入事例を見ていきましょう。
また、アプリの開発は非公開実績も多いため、自社の事業や課題に近い事例があるかどうか、実際に問い合わせることも有効です。
データベース連携などの柔軟性・拡張性
サービス選びのよくある失敗として、「後から追加でデータ連携や機能の拡張が必要になり、リプレイス(ベンダーの変更)が必要になった」というケースも少なくありません。
・既存の基幹システムや外部サービスと連携できるか
・データ量が増えた場合にも対応できるか
・将来的な機能追加を前提に設計できるか
上記ポイントを中心に、「自社アプリの現時点の規模」だけでなく、後からどう広げられるか・広げたいかという視点で確認しておくことが重要です。
費用と機能のバランス
外注の場合、内製と比べて初期費用は高くなりやすい傾向があります。
ただし、単純に金額だけで判断すると、後から追加費用が発生したり、要件を満たせず作り直しになったりと、結果的に費用がかさんでしまうこともあります。
・初期費用や月額費用に含まれているサービスの内容
・カスタマイズや追加開発にどのくらい費用がかかるのか
・運用・保守にかかるコストはどれくらいか
といった点を確認し、費用と機能のバランスが取れているか、長期的な視点で見ることが大切です。
セキュリティの信頼性
業務アプリの場合、扱うデータの内容によっては、セキュリティ要件が重要な判断材料になります。
また、顧客情報や社内の重要データを扱う場合、機能面だけでなく運用面も含めた確認が欠かせません。
以下のポイントに加え、自社で扱う想定のデータ数・重要度と同等の実績があるかもチェックしておきましょう。
・権限管理や認証の仕組みはどうなっているか
・データの保存・管理方法は適切か
・セキュリティに関する実績や認証があるか
サポート体制の有無
開発が完了して終わり、というケースはほとんどありません。
リリース後の問い合わせ、不具合やトラブル時の対応といったサポート体制が整っているかどうかで、開発後の負担は大きく変わります。
さらに、「アプリを通じて会員数や売上を伸ばしたい」などの目標がある場合は、成果につながるサポート体制があるか、という点も大事です。

弊社DearOneが提供する「ModuleApps 2.0」では、アプリリリース後も目標達成に向けて効果的な運用ができるよう、専門家による伴走支援サービスもご用意しています。
アプリを成長させるために必要な指標(ダウンロード数、アクティブユーザー数など)を定期的に振り返りながら、より効果を上げるための継続的な支援をしております。
まずはご相談だけでも、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
ローコード開発は、その言葉の印象ほど単純ではありません。
小規模なら内製で回ることもありますが、要件が増えたり外部連携が必要になったりすると、設計や運用の負荷が一気に重くなる可能性があります。
大切なのは、ローコードかどうかを先に決めることではなく、どこまでを自分たちで担い、どこから外に任せるのかを整理しておくことです。
「自社でどこまでやるのか」「どこから外に任せるのか」を、一度洗い出したうえで、自社にとって最適なサービス・ツールを選びましょう。
NTTドコモ子会社のDearOneによる「ModuleApps 2.0」は、豊富な機能の中から必要なものだけを選択して組み込むことで、低価格で独自性のあるアプリ開発が可能です。
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