流入経路が増加!Googleマップに会社名を登録する方法とは

 Post by MML編集部
例えば現在、Googleマップを立ち上げて貴社の名前を入力したら、検索結果のなかに貴社の情報は入っていますか?お客様の窓口としてウェブサイトやFacebookなどを立ち上げても、なかなかGoogleマップまで登録できていない人は多いものです。今回、Googleマップに登録するメリットともに、登録方法や、上位表示される方法についてご紹介します。

登録するメリット1:流入経路が増加する

Googleマップに登録するメリットは、まず第1に少なからず流入経路が増えるメリットがあります。貴社の企業名のみならず、事業内容やサービスといったキーワードをGoogleマップの検索バーに入力するパターンは多くなり、Googleマップに何も登録されていない企業はそこからの流入経路を遮断していることになります。 まずはGoogleマップに登録をして、一人でも多くのユーザーに貴社のことを見つけてもらう手段を取る必要があるかと思います。

登録するメリット2:迷う人が減少し経路検索も使える

例えば、クライアントさんや求人に応募された方が貴社に訪問される際、道に迷ってスマートフォンのGoogleマップアプリから社名検索したとします。 Googleマップに登録していなければ、社名で検索しても登録された他の会社が表示されるかもしくは何も表示されないのですが、Googleマップに登録されていれば社名が表示されるし、現在地から貴社までの「経路検索」もできるようになります。

登録するメリット3:検索結果に会社概要が表示

Googleマップに登録されると、対象の会社名で検索した場合、検索結果の右側に「Googleマップ」や「ストリートビュー」とともに、「住所」「電話番号」などの会社概要が表示されるようになります。 Wikipediaに登録されている企業や上場されている企業も、検索結果の右側に両社のサービスがまとめた企業の説明文が表示されますが、Googleマップに登録すると、それらと同様に会社概要が表示できるようになるので、検索されたユーザーに大きな信頼感を与えることができるようになります。

「ロケーションバリュー」で検索した場合

Googleマップの登録方法

Googleマップに登録するにはどうしたらよいのでしょうか。まずは「Googleマイビジネス」にアクセスをし、登録ボタンを押します。Googleマイビジネスは、Google検索、マップ、Google+に表示されるビジネス情報を一元管理できるサービスです。 今までGoogleマップへ登録する際は、「Googleプレイス」というサービスを使っていましたが、Googleは2014年6月よりGoogleプレイスとGoogleローカルページを統合し、新たにGoogleマイビジネスとして公開しました。

https://www.google.com/intl/ja/business/

登録ボタンを押すと地図画面が表示されます。検索バーの中に今回登録したい住所を入力します。(※今回は、六本木ヒルズにある会社を登録するという想定で進めます) すると正しい住所を入力しても登録されていない場合は「見つかりませんでした」と表示されます。その後、「名前と住所は正しく入力済み」をクリックします。 すると会社名と住所を入力する項目が表示されますので、適切な情報を入力し、「続行」ボタンを押します。 住所は正しいのに、Googleの住所入力ガイドラインに合わない場合、エラーと表示されることがあります。ガイドラインを確認後正しい住所に書きなおすか、「マーカーの住所を設定する」ボタンをクリックします。すると、正しい場所にピンを設定するための地図画面が表示されますので、設定後に「完了」ボタンを押します。 全てが完了すると、確認画面が表示されます。利用規約を読んだあと左側にチェックを入れ、続行ボタンを押します。そうすると、管理者確認のためコードをハガキで郵送する画面が表示されるので、クリックをして郵送依頼します。 ハガキが届いたらGoogleマイビジネスを開き、ハガキの中身に書かれているコードを入力すると完了します。

会社情報の登録

Googleマイビジネスの登録をすると、Googleマイビジネスの会社情報が登録できる画面が表示されます。これは、ハガキの郵送が完了していなくても表示される画面なので、ハガキが届く合間に必要項目を入力しておきましょう。 トップ画面の左上にメニューバーがあります。情報を追加・修正したい場合は「情報の編集」をクリックします。会社に関連した写真を追加したい場合は「写真」をクリックします。 まずは「情報の編集」ページへ行きますと、会社の情報を登録する項目が表示されます。ビジネス名、住所、カテゴリはGoogleマップ登録時に入力されたものが表示されます。また登録されていない「連絡先情報」「営業時間」「紹介文」を入力します。   続いて、「写真」ページへ行きますと、会社に関連した写真が登録できます。「メインの写真」は会社概要の中で特に重要な写真が入る場所になります。Google+のアカウントアイコンとなる「プロフィール」画像や、会社の「ロゴ」画像、Google+の背景に表示される「カバー」画像が登録できます。 そのほか「店内の写真」「外観の写真」「商品の写真」「チームの写真」「その他の写真」も登録できます。必要になった際は適宜ご登録ください。 これで登録作業は終わりです。Googleマップへの反映にお時間がかかるかもしれませんのでしばらくお待ちください。それでも表示されない場合は、Googleが提供するヘルプをご確認ください。

GoogleマップのSEOについて

貴社の情報をGoogleマップに登録しても既に登録されている同じ名前の会社が複数ある場合、掲載順位はどうなるのでしょうか。Googleはローカル検索を行った場合、主に関連性、距離、知名度を抽出し、それらの要素を組み合わせたかたちで検索結果の順位を決めるようです。
  • 関連性:検索している事柄にリスティングが合致する度合いを指します。内容が豊富なビジネス情報を登録すると、検索内容との関連性を高めることができます。
  • 距離:検索キーワードで指定した場所から、検索結果の対象となり得る場所までの距離を指します。
  • 知名度:ビジネスがどれだけ広く、よく知られているかを指します。ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)を参照して決定します。
Googleマップで上位表示させるためには、会社概要やビジネス情報を事細かに、正確に、自然な文面で書くことが最もよい結果を生み出すのではないかと思います。