商品の在庫確認もできる!ユニクロアプリが大幅リニューアル

 Post by MML編集部
2015年10月、ユニクロのアプリが大幅にリニューアルされました。商品の最新情報やキャンペーン情報、デジタルチラシなどがいつでも確認できるアプリ。今回はユニクロのリニューアルポイントについてまとめました。

在庫確認ができるようになった

ユニクロアプリのポイント1つ目は、アプリ上から近隣店舗の在庫確認ができるようになりました。まずは、トップ画面から、在庫確認ボタンを押します。続いて、カテゴリーやキーワードから対象の商品を選択します。商品詳細画面より、画面を下に進むと店舗の在庫を確認することができます。 ここで注意点があります。商品詳細画面へ行っただけでは在庫確認ボタンが押せません。お好みのサイズを選択すると「店舗の在庫を確認する」ボタンがアクティブとなります。また、GPSから近隣店舗の在庫を確認するため、使用する際はGPSをオンにしてください。

お気に入り商品の新着情報が届く

ユニクロアプリのポイント2つ目は、商品のお気に入り機能が追加されました。商品一覧画面で気になった商品が見つかったら、サムネイル右上のハートマークを押すとお気に入りに登録ができます。これはマクドナルド公式アプリやiQON、イトーヨーカドー、Apple Musicなどと同じ要領で登録できます。 登録したお気に入り商品は、たとえばおすすめのコーディネートにその商品のものがアップされるとプッシュ通知されるなど、ぴったりで役立つメッセージが届きます。

購入履歴がアプリにためられる

ユニクロアプリのポイント3つ目は、商品バーコード機能が追加されました。店舗で商品を購入する際、アプリを起動してホーム画面上の「会員IDバーコード」をタップしてバーコードが表示された画面を店員に提示します。すると、アプリの購入履歴画面に購入された商品の履歴がたまっていきます。 購入履歴はオンラインストアで購入された商品もためることができます。その際はアプリ上のログイン画面より、IDとパスワードを入力すると、購入履歴がためられるようになります。

ユニクロアプリのCMも公開

ユニクロアプリがリニューアルされたころ、CMも同時に公開されました。「欲しいアイテムをすぐ買えるお店が見つかる。お気に入りに登録するとトレンドの着こなしやうれしいお知らせが。バーコードひとつで、購入履歴がたまったり、プレゼントがもらえたり。買い物上手になろう。新ユニクロアプリ」というのがCMからのメッセージです。 TwitterやFacebookではすでに「あの子は誰?」と話題になっていますが、出演されている女性は水原希子さんの妹でファッションモデルの水原佑果さんだそうです。

今回リニューアルに至った背景

では、今回リニューアルに至ったアプリの狙いとは何でしょうか。2015年6月、ファーストリテイリングとアクセンチュアは、従来の顧客体験を超えたデジタル時代の革新的な消費者サービスの開発に向けて協業いたしました。 ファーストリテイリングは、バーチャルとリアルが融合し、お互いの機能がより高まった新しい産業を創造していきたいと考えています。具体的には「いつでも、どこでも、お客様の欲しい商品や必要としている情報を提供できる環境の実現」「デジタルイノベーションを通じて、企画、生産、販売、リサイクルまで一気通貫した究極の顧客サービスを提供」「お客様とのシームレスなコミュニケーション基盤の整備」を図る予定です。 そのためには、例えば、お客様のご要望や趣向にあった商品や必要としている情報を、時間や場所の制限なくお届けするためにお客様を会員化(一元管理化)し、ブランドと店舗スタッフが一人ひとりのお客様と直接つながることで、商品開発、計画、生産、物流、マーケティング、店舗、販売、リサイクルといったすべてのプロセスがシームレスにつながる戦略を創造します。 今回アプリのリニューアルは、お客様のご要望や趣向にあった商品や必要としている情報を、顧客や会員のふるまいを調査・分析することによって、顧客の要望をスムーズに提供されるが狙いのようです。 具体的には、どの端末でもユニクロにログインすれば、常に購入履歴や気になる商品を確認でき、スムーズに買い物ができるオムニチャネル戦略を今後、進めていくということですね。そのような戦略をもとに、今回、アプリをリニューアルされたいきさつがあったようです。