Instagramやコーディネートアプリなど、ファッション業界も雑誌に限らずさまざまなメディアが誕生しています。ジャストシステムが運営するアンケートサービスFastaskは、「
ファッション情報の収集方法に関する調査」を行いました。
3割のユーザーが雑誌や店舗スタッフなどを参考
「ファッションについて参考にするもの」を尋ねたところ、全体の34.2%は「ファッション雑誌」と回答されました。そのほか、「店舗のスタッフやディスプレイ(30.6%)」や「街中(人やショーウインドウ)(26.1%)」と、インターネット以外からファッションを参考にするという人が多い結果となりました。
しかし、「インターネット(ブランドのホームページ、ECショップなど)」と回答された人は24.8%おり、2割以上の人がパソコンやスマホを使ってファッションを参考にされていました。
ファッション情報を参考にする理由とは?
「ファッションについて何らかの情報を参考にする理由」について尋ねたところ、「自分に似合うファッションを知りたいから」と回答された人は42.9%と、約4割の人が自身のコーディネートのためにファッションを参考にされていました。
続いて、「おしゃれをしたいから」と回答した人が38.0%と、商品の購入も視野に入れてファッション全般のトレンドを知りたいと思っているようです。
身長や好みから探せるコーディネートアプリ
先ほどの回答で「自分に似合うファッションを知りたいから」とありましたが、自分に似合うファッションを探す際、コーディネートアプリを利用される方も多いと思います。
「『ファッションコーディネイトアプリ』情報を仕入れる理由」について尋ねたところ、「気に入ったものと似たアイテムを探せるから」と回答した人は全体の64.3%と最も多い結果となりました。
続いて「身長や年齢にあったコーディネイトが参考になるから」と回答した人は50.0%おり、自分に似合うファッションを探す際にコーディネートアプリを利用する姿が見えました。
雑誌はファッション全般やトレンドを知るため
では、最も回答が多かったファッション雑誌は、どのようなことを参考とされるのでしょうか。
「『ファッション雑誌(電子版を含む)』を参考にする理由」について尋ねたところ、全体の43.7%が「たくさんのファッション情報が1冊にまとまっているから」と回答されました。続いて「季節に応じたファッション情報が手に入りやすいから」が41.7%と、ファッション全般の情報を知るために雑誌を読んでいる人が多い結果となりました。
いかがでしょうか。雑誌についてはファッション全般の情報を知るために活用し、コーディネートアプリは既に購入した洋服をコーディネートするために利用される姿が見えました。また、自分に似合うファッションを求めている人は42.9%いましたが、コーディネートアプリの利用者は5.1%とこれから増加するものと予想されます。
自社ブランドのイメージ促進や、販促アプリの導入を検討する際、これらの情報をご参考にされてはいかがでしょうか。この他にもさまざまな調査結果が掲載されていましたので、ご興味のある方は
ダウンロードしてみてください。