街で買い物をする際、レジでTポイントやPontaカードの提示を求められるシチュエーションが多くなりました。おそらく皆さんもすでに共通ポイントを利用してポイントを貯めているのではないでしょうか。ジャストシステムが運営するアンケートサービスFastaskは、「
共通ポイントに関するアンケート」を行いました。
8割のユーザーが共通ポイントを利用
「あなたは、TポイントやPontaポイントなど、何らかの「共通ポイント」を利用していますか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「何らかの共通ポイントを利用している」で87.0%と、約8割以上のユーザーが共通ポイントを利用していると回答しました。
どの共通ポイントカードが利用されているのか?
「下記の共通ポイントについて、あなたの状況にあてはまるものをお選びください」と尋ねたところ、ユーザーの78.6%は「Tポイント(TSUTAYA)」に、74.0%は「楽天スーパーポイント(楽天)」に、71.0%は「Pontaポイント(Ponta)」に加入し、会員となられていました。それ以降は「nanaco(セブン-イレブン)」が41.8%、「WAON(イオン)」が40.5%と割合が50%を切る結果となっています。
「以前はポイント会員だったが今はポイント会員ではない」と回答したユーザーはいずれの共通ポイントカードも5%を切っており離脱率の低い結果が表れました。
最もポイントを貯めている共通ポイントは何か?
「あなたが、最もポイントを貯めている共通ポイントは下記のうちどれですか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「楽天スーパーポイント(楽天)」で47.2%が回答しました。続いて「Tポイント(TSUTAYA)」が34.2%と回答しました。上記2つの中では楽天スーパーポイントが最もポイントを貯めている共通ポイントカードのようです。
共通ポイントを選ぶ際に重視することは?
「あなたが、共通ポイントを選ぶ際に、最も重視する項目について、あてはまるものをお選びください。」と尋ねたところ、最も多かったのは「使える店舗やサービスの多さ」で38.4%、続いて「ポイント還元率の高さ」で28.3%が重視していると回答しました。
日常生活で共通ポイントカードを意識する場面は?
「あなたは、日常での消費行動で、共通ポイントをどの程度意識しますか?」と尋ねたところ、「財布の中でポイントカードを出しやすい位置に置いている」ことに当てはまると回答したユーザーは29.0%と最も多い結果となりました。やや当てはまると回答したユーザーを含めると6割以上のユーザーがポイントカードを取り出しやすい位置に置いているようです。
その他、「ポイントが貯まる日かどうかで来店が左右される」、「ポイントが貯まる商品かどうかで購入が左右される」、「商品購入時にポイント加算額を計算する」と回答したユーザーは13.6%とポイントを重視されるユーザーは今日来店するか、今日商品を購入するかを決めるようです。
いかがでしたでしょうか。8割のユーザーが利用されている共通ポイントは、ポイント還元率よりも使える店舗やサービスの多さを重視する結果となりました。そしてポイントが貯まる店舗なのか、ポイントの貯まる商品なのかによって、来店や商品の購入を決める傾向があります。つまり、共通ポイントを利用するユーザーはポイントが貯められる機会とポイントが利用できる機会の両方を求めているようです。