2015年7月、激安の殿堂ドン・キホーテから、ドン・キホーテグループが提供する電子マネーカード「majica(マジカ)」の
公式アプリが登場しました。安さのあまり毎回ドン・キホーテに行かれる方も多いのではないでしょうか?majicaとはどのようなサービスで、今回のmajicaアプリではどのように連携されているのか見ていきましょう。
消費税増税対策から生まれた「majica」
majicaは、全国のドン・キホーテをはじめ、MEGAドン・キホーテ、長崎屋、DOITなどドン・キホーテグループ全店で利用できる電子マネーカードです。majicaとは、「
Miracle
Amusement
Jonetsu
Intelligent
Card」の略で、お買物のワクワク・ドキドキを
表現する言葉として命名されました。
ドン・キホーテグループは消費税増税を照準に2014年3月からサービスを開始し、わずか9か月で
200万人を突破しました。これまで提供された会員向けの「家電御贔屓カード」「ブランドメンバーズカード」「ドイトクラブカード」はmajicaに統合されました。これらを合わせると、延べ2,300万人以上がmajicaを利用されています。
majicaは、入金時に1%のポイントが付与されるシステムです。つまり1,000円入金すると10ポイントが付与されます。また、majicaを提示すると家電製品やブランド品の一部の商品で、会員価格で買い物ができます。それから、1,000円以上お買い上げ総額の1円単位の端数(1~9円)を値引きする「
円満会計」サービスが利用できます。
それから、1年間のお買い物金額によってmajicaにランクが決定される「ランクアップ制度」があります。これは、ランクが上がるごとに入金時のチャージポイント付与率が上がっていくため、majicaを頻繁に利用される方は、よりお得となるシステムです。
2014年8月時点でドン・キホーテの売上に占める
majica会員の比率はおよそ20%で、店舗によっては30~40%を占めるそうです。さきほどの会員数の増加を見ると、利用比率の高さはうなずけます。
majicaはスマホから会員証を提示できるアプリ
majicaアプリは、ドン・キホーテグループでのお買い物を便利に、お得にサポートする電子マネーカードの公式アプリです。majicaカードの会員証機能のほかさまざまな機能が搭載されています。
まずはアプリを起動すると、majicaカードのカード番号登録、登録情報の入力、お気に入りの店舗登録画面が表示されます。すべて登録が完了するとトップ画面が表示されます。
トップ画面を見るとmajicaで入金した現在の「マネー残高」と「ポイント残高」が表示されます。また、現在のランクと次回のランクまでいくら必要なのか一覧で分かります。
お得なクーポン券が取得できる「会員証バーコード」
画面下の中央のタブバーから「会員証バーコード」ボタンをタプすると二次元バーコードで表示された会員証が表示されます。この会員証バーコードを各店舗の発券機にかざすと、クーポンが発券されます。
その隣のタブバーから「クーポン」ボタンをタップすると、ドン・キホーテグループ各店舗の値引きクーポンや、プレミアムクーポン、テナントクーポンなど、お買物をお得にするクーポン情報が一覧で表示されます。利用できるクーポンは会員情報の属性やランクによって異なります。
店舗検索や各店舗の営業時間、チラシも閲覧できる
画面右下の「店舗検索」ボタンを押すと、ドン・キホーテグループの各店舗を位置情報か都道府県から検索できます。新しい街に行った際、ドン・キホーテの店舗を探したいときなどで利用できますね。
店舗検索画面の隣に「MY店舗」ボタンがあります。これははじめに起動した際に登録したお気に入り店舗がダイレクトで閲覧できるボタンです。店舗詳細画面ではその店舗の営業時間や定休日などの店舗情報やチラシ、クーポン、店舗からのお知らせが見られます。
お得な情報が見つかる「キャンペーン情報」
画面左下の「お得情報」をタップすると、ドン・キホーテで行われているキャンペーン情報が一覧で見られます。お時間のあるときにボタンを押すとあまり知られていないオトクな情報が見つかるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。majicaアプリはユーザーからのご意見やご要望に応じてアプリの改善に努めていく予定そうです。今後の動向に注目されてみてはいかがでしょうか。