MMD研究所と株式会社コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」で共同調査を行い、「
2015年5月ネットショッピングに関する調査」を実施しました。
6割のユーザーがスマホからアクセス
ネットショッピングするときに最も使う端末は何かを尋ねたところ、最も多かったのは「スマートフォン」で全体の60.3%が使用していました。職業の属性では、PCを最も多く使うのは「会社員」で44.5%、タブレットを最も多く使う職業は「専業主婦」で4.9%利用している結果でした。
あなたが6か月以内に利用したネットショッピングサイトは何か尋ねたところ、全体で最も多かったのは「Amazon」で、80.3%が利用していました。次は「楽天」で44.5%、「Yahoo!ショッピング」で13.8%となりました。
属性別でみると、「Amazon」は全てにわたって利用率が高く75%以上をキープしており、特に学生は87.9%と最も利用率の高い割合となりました。一方「楽天」では、社会人と専業主婦は利用率が50%以上ありましたが、学生は19.6%と3つのカテゴリの中では最も低い割合となりました。
6か月以内にスマートフォンのネットショッピングで購入した商品はあるかと尋ねたところ、「生活雑貨・日用品」「衣服・靴・アクセサリー」「本・雑誌・コミック」の順にランクインしました。
属性別で見てみると、社会人は「生活雑貨・日用品」42.6%、「衣服・靴・アクセサリー」34.8%、「本・雑誌・コミック」35.9%、専業主婦は「生活雑貨・日用品」56.3%、「衣服・靴・アクセサリー」47.5%、「食料品」34.5%、学生は「本・雑誌・コミック」41.5%、「生活雑貨・日用品」27.2%、「CD・DVD・ブルーレイ」26.7%の順となり属性別で異なる商品を購入する傾向があることがわかりました。
8割以上が口コミ・レビューを参照している
あなたはネットショッピングをするときに口コミレビューを参照するかと尋ねたところ、「よくある」が53.5%「たまにある」が34.1%とあわせて87.6%の人が口コミ・レビューを参照していることがわかりました。
商品を購入した後に口コミ・レビューなど書き込みをしているかと尋ねたところ、「よくある」「たまにある」を合わせると37.1%の人が書き込みをしたことがあることがわかりました。これを属性別で見てみると、会社員が39.1%、専業主婦が56.3%、学生が23.3%となり専業主婦が商品購入後に口コミ・レビューを書き込む傾向が高いことがわかりました。
購入した商品サービスを書きこみするときは、どんな時が一番多いかと尋ねたところ、「満足している時」が25.2%、「やや満足している時」が20.1%と合わせて45.3%の人が満足している時に書き込みをしたと回答しました。
いかがでしょうか。7割以上のユーザーは「Amazon」を利用しており、社会人や専業主婦は主に「生活雑貨・日用品」をネットショップで購入、8割以上のユーザーは口コミ・レビューを参照しているなど具体的な結果が出ました。今後、自社のECサイトを改善する際、これらの情報を参考にしてみてはいかがでしょうか。