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Apple、行動を分析してアシストする「Proactive Assistant」発表

 Post by MML編集部

買い物を済ませたあとデパートのレジ前へ行ったら会員証アプリが表示され、空港に近づくと本日出港予定の搭乗券が表示され、搭乗後、夕方に差し掛かると近所でおすすめのレストランが一覧で表示される、そんな光景がiPhoneで実現される世の中になるそうです。

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Proactive Assitantはユーザーをアシストする機能

Appleは日本時間6月9日に開催された「WWDC 15」において、次回リリースされる「iOS 9」の新機能として、Googleの「Google Now」のような検索機能「Proactive Assistant」を発表しました。

今までSiriでは、天気予報の表示やタイマーの設定、リマインダ―の設定、メッセージの作成、スケジュールの追加、iTunesから商品の購入、相手の連絡先表示といった基本的な機能の操作はできました。

しかし今回のProactive Assistantは、ユーザーのよく見るWebサイトやアプリ、検索キーワード、カレンダー、Passbookなどを調査・分析し、ユーザーの行動を「先を見越して」必要になりそうな情報を提示する機能です。さまざまな情報は「ディープリンク」としてつながるため、必要な時に必要なタイミングで情報を出せるということになります。

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Google Nowの場合、使用履歴の情報は広告などに利用されますが、Proactive Assistantの場合はデータを匿名化し、外部へ流出させないようにしているそうです。Appleはセキュリティ面にも配慮しています。

いかがでしょうか。現在では講演の内容から機能の概要しか明かされていませんが、今後、Proactive Assistantの仕様が公開されることで、さまざまな可能性が見えてくると感じています。