Google、「顔パス」で決済が完了するサービスを開始予定

 Post by MML編集部
Googleは、Google I/O 2015 カンファレンスで、決済サービス「Hans Free」の提供を発表しました。今後増えていく可能性のある「顔パス」サービス。今回、Googleが発表したHands Freeはどのようなサービスなのでしょうか? 201506_handsfree09

Hands Freeは「顔パス」で決済できるサービス

このサービスはスマホもお財布も、またはクレジットカードも持たずに手ぶらで決済ができる新サービスです。いわゆる「顔パス」で商品が購入できるサービス。Googleが提供された動画から具体的にどのようなサービスなのか見てみましょう。 201506_handsfree00 お金で支払う際、小銭が多くてきちんと出せずに、財布をテーブルにばらまいてから拾いたくなる人もいるはず。 201506_handsfree01 そして、カバンから財布が見つからなかったり… 201506_handsfree02 財布が見つかっても領収書が多くてお金がうまく出せなかったり… 201506_handsfree03 クレジットカードを通したのに、うまく読み取ってくれなかったり… 201506_handsfree04 サインをしようと思ったら、ペンのインクが出なかったり… 201506_handsfree05 財布からカードが出なかったり… 201506_handsfree06 はたまた、店員にお金を渡そうと思ったらこぼしてしまったり… 201506_handsfree07 そんなトラブルを解消したのが、Googleの決済サービス「Hands Free」です。レジで店員に「Googleで払います(I’d like to pay with Google.)」と一言伝えるだけでオーケー。 201506_handsfree08 店員は「○○様、お支払いいただきました(OK ○○, you’re all set.)」と言って決済が完了します。お子さんが多くて手を動かせない主婦も安心して決済ができるということですね。 201506_handsfree09 Hands Freeを利用する際は、専用のアプリをインストールする必要があります。Timeによれば、Hands Freeがインストールされたスマホを検知するため、Bluetooth技術を利用しているそうです。Googleによると、ユーザーのクレジット番号は店舗側に共有されず、決済を済ませるとスマホに完了通知が届く仕組みです。 対応している店舗は、米マクドナルド店舗とピザチェーン店のPapa John’s Pizzaで年内にテストが実施されますが、現在リクエストを受け付けています201506_handsfree10 このような「顔パス」で決済できるサービスは既に、SquarePayPalでも行われましたが、なかなか浸透しませんでした。今回はマクドナルドが試験運用に着手するなど期待値は大きいです。今後ますます広がっていきそうなサービスかもしれません。