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わずか数年で増加!ホームセンター業界のアプリ事例

 Post by MML編集部

ここ数年でホームセンターの公式アプリが次々と公開されています。ユーザー側の需要とともに、企業側もそれらに対応した機能が搭載されたアプリを公開しています。今回は主なホームセンター業界のアプリをご紹介します。

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「カインズ」が公式アプリを公開

全国に207店舗を運営するカインズは5月27日、公式アプリの配信を開始したと発表しました。このアプリは会員登録が完了すると利用することができる会員カード機能や、最寄りの店舗を地図上から検索できる機能、カインズ店舗のお知らせ機能を搭載しています。

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また、米国の大手ホームセンター「ホームデポ」の公式アプリでおなじみの、いわゆる「計測器」や「使い方ビデオ」も搭載されています。

アプリを利用したユーザの評価は現在3.8とかなりよいのですが、ユーザーからは「バーコードが表示されない」、「ログイン方法が分かりにくい」といったアプリストアのコメントが目立ちます。リンクされているページもモバイル最適化になっていないため、読みにくい感じがします。

「東急ハンズ」はポイントカードに特化したアプリ

東急ハンズは2015年1月、ポイントカードに特化した公式アプリを公開しました。東急ハンズが提供する「ハンズクラブカード」をアプリに搭載し、店頭でアプリを見せればそのままポイントが貯められる仕組みです。また、商品バーコードをスキャンすればメモとして履歴が残り、アプリから注文することもできます。

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そのほか、クーポンやキャンペーンなどの情報はプッシュ通知で配信されるため、ユーザーはお得な情報を逃すことなく利用することができます。

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アプリ機能が豊富な「コメリ」

全国に1,170店舗を運営するコメリは、PCサイトで提供されているさまざまな機能を搭載した公式アプリを公開しました。このアプリは商品が検索できる機能や、各店舗のチラシが閲覧できる機能、会員登録するとポイントが確認できる機能、ガーデニングなどのノウハウ動画、リフォームの見積もり概要などが搭載されています。

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「コーナン」はチラシ機能に特化

全国に312店舗を運営する「コーナン」は、コーナンのお得なチラシ情報をいつでもどこでも簡単に見ることができる公式アプリを公開しました。

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チラシ機能の利点は、コーナンでしか売っていない商品を買いに行こうと思ったとき、「どんな商品があったかな?」と思ってチラシを確認できるところにあります。ユーザーのふとした気持ちをくみ取れるのは、チラシ機能が最適なのではないでしょうか。

内容が分かりやすい「ホームセンタータイム」

中国・四国地方で18店舗を運営する「ホームセンタータイム」の公式アプリです。位置情報を活用した店舗検索機能や各店舗のチラシ機能、タイム各店のイベント情報、画面を見せるだけで使用できるモバイルクーポンも搭載しています。

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ボタンを大きく配置し、内容が分かりやすく押しやすい設計となっています。店舗検索機能も地図画面と店舗一覧が同時に表示されて見やすいところはポイントが高いです。チラシ機能も便利です。

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ただ、ユーザーから「チラシ画像が拡大できない」「メルマガ登録が完了しない」など、アプリストアのコメントが目立ちます。アプリを操作しても「戻る」ボタンが画面によって左上にあったり、右下にあったりと統一感がないのも気になるところです。

いかがでしたでしょうか。ユーザの来店が大きなカギとなるホームセンターは、来店促進について非常に力を入れています。現在では上記のようなアプリが登場していますが、ここ数年でさらに他の企業からも店舗アプリが登場すると予想されます。