最近、バーコード機能を使ったアプリをよく目にするようになりました。気が付いたら利用されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は運営のヒントになりそうなバーコード機能を活用したアプリ事例をまとめました。
他店との価格を比較できるヨドバシアプリ
ヨドバシカメラが提供する「ヨドバシアプリ」は、商品検索機能としてバーコードを導入しています。他の店舗で商品を探している時、ヨドバシアプリを立ち上げて商品のバーコードを読み込めば、その商品のヨドバシカメラでの価格を検索できます。
ヨドバシカメラの方が価格が安ければ、そのままオンラインショッピングから購入することも可能です。少しでも安く購入したいユーザーにとって利便性の高いものとなっています。
アプリ版ブクログでは書籍のバーコードが利用できる
GMOペパボが提供する
ブクログアプリは、オンライン上に本棚を作成して感想やレビューを整理できるコミュニティサイト「ブクログ」のアプリ版サービスです。
このアプリで書籍のバーコードを読み込むと検索結果が表示されます。自分の本棚に登録されていない場合は「本棚登録」ボタンが、登録済みの場合は登録済みと表示されるので、管理も簡単です。
また、「みんなのレビュー」ボタンからは対象の書籍のレビューや評価が閲覧でき、また、キープしたくなったら「本棚登録」ボタンから「読みたい本」などに入れておくことも可能です。
MUJI passport
無印良品が提供する「MUJI passport」は、店頭からECサイトまで複数の販売チャネルを1つに統合したポイントサービスを中核とするアプリ。
店頭での商品購入時にアプリ内のバーコードを提示し、スキャナーで読み取ることでポイントが貯まります。ポイントは無印良品のデータベースに蓄積されるため、店頭だけでなく通販サイトで購入してもポイントが付与され、合わせて利用できることが特徴です。
複数の加盟店で利用できるRポイントカードアプリ
MUJI passportの場合、ポイントを貯めることができるのは無印商品が提供するサイトのみですが、「
Rポイントカードアプリ」ではサークルK、ポプラ、プロント、ミスタードーナツ、大丸などの加盟店でポイントを貯めたり、ご利用もできます。
使用方法はMUJI passportと同じようにアプリを起動し、レジで見せるだけとシンプルです。さらに、楽天カードや楽天Edyと連携すれば、チャージや支払い、バーコード提示で3回分のポイントを貯めることができるなど、ユーザーにとってメリットは多いものとなっています。
いかがでしたでしょうか。バーコード検索の活用方法はどの企業も違っていましたが、共通して言えるところはバーコードを使うことによってユーザーに手間をかけることなく、ダイレクトに会員ポイントを追加したり、情報を連携したり、対象ページへ移動させたりできる点だと言えます。これらの機能を参考にバーコード機能を活用してみてはいかがでしょうか。