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新たな販促手法!アマゾン、利用者が「価格交渉」できる機能を発表
アマゾンドットコムは2014年12月、「Make an Offer(メイク・アン・オファー)」という機能を導入したと発表しました。希少価値の高いコレクション商品の価格について、利用者が出品者に交渉できるという新機能は、従来の販売方法とは何が違うのでしょうか? Make an Offerの概要とメリットをご紹介します。
出品者が該当商品についてMake an Offerを有効にすると、この機能が利用可能になり、購入希望者は商品詳細ページから希望金額を送信できます。出品者は72時間以内にその金額に応じるかどうかを選択し回答するという仕組みで、一連のやりとりは非公開となります。
価格交渉が1対1で行われ、当初の価格を上回る金額を購入者が支払うことがない点が、従来のネットオークションとは異なる部分でしょう。

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希少価値の高い商品で価格交渉ができるMake an Offerとは?
この機能は出品されたコレクション商品について購入希望者が出品者と価格交渉できるもので、はじめは15万店の商品を対象にスタートし、今年中には数10万点に広げる計画とのこと。 導入されるのは「コレクター商品と美術品」カテゴリで、具体的にはスポーツ選手や芸能人が使用したものや、映画や音楽などで使用されたエンターテイメントグッズ、絵画などの美術品、記念硬貨といった歴史上に価値の高い商品が対象となります。
