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ModuleApps

オムニチャネル戦略やO2O事例を読み解く専門メディアモバイルマーケティング研究所

外国人旅行者の支払い機能をオムニチャネル化、実店舗とオンラインの決済を単一アカウントで

 Post by MML編集部

コーヒー通販最大手のブルックスは、電子決済サービスの日本PayPal(ペイパル)およびPayPal Pte.Ltd.(シンガポール)と共同で、ブルックスオンラインショップとBROOK’S CAFE原宿店の双方で決済が可能なサービスを開始しました。オムニチャネル化を進めるブルックスの取り組みについて紹介します。

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チェックインするだけで決済可能なPayPalを活用した新たな施策

PayPalとは、オンラインで支払いのできる電子決済サービス。あらかじめクレジットカードを登録しておけば、加盟店での支払い時に専用アプリからの決済が可能になります。

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ユーザーはPayPalアプリから今自分がいる店舗を検索し、チェックインして支払いを完了します。そして、支払いが完了した旨をレジに伝えて店舗側のスタッフが管理画面からユーザーの支払いを確認すれば決済は完了。店舗の管理画面にユーザーの顔写真が掲載されることから「顔パス支払い」とも呼ばれています。

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店内から通販サイトにアクセスしての購入も可能

今回のブルックスのO2O施策では、1つのPayPalアカウントを店舗での決済とオンラインショップの両方で利用できるようにしました。そして、テーブルにはモバイル版のブリックス通販サイトへアクセスできるQRコードを設置し、簡単にサイトにアクセスできる環境を整えています。

ネット通販であれば店舗が在庫を確保する必要がなく、ユーザーは欲しいと思ったその場で商品を購入できます。これにより商機を逃すことなく、安定して商品の提供が可能となるのです。

無料Wi-Fi設置でユーザーの利便性を高める

さらに、店内には無料で利用できるWi-Fiを設置。安定したインターネット環境を用意することで利便性を高めています。これは通販サイトへアクセスしやすくするだけでなく、メールチェックやニュースの閲覧のためにカフェを利用したいユーザーにとってもメリットとなるはずです。

インターネットを利用しようとカフェに入ったものの、電波状況が悪くて接続できなかった、ということは多いもの。これらのニーズに応えることで、リピーターを生み出すことにもつながるでしょう。

多言語化にも対応、海外展開をめざす

海外展開を狙うブルックスは、オンラインショップを英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語に翻訳可能にするなどの多言語化対応を行っています。それに加えて、今回のO2O施策では店舗スタッフが対応可能な言語を示すバッジを付けるなど、訪日観光客への対応も進めています。

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世界遺産が注目され東京オリンピックも開催されるなど、今後は日本を訪れる観光客が増加していくことが予測されます。ブルックスの今回のO2O施策は、このような海外からの観光需要に先手を打つ好例として、功を奏するのではないでしょうか。