タリーズコーヒー「タリーズデジタルギフト」を開始。メッセージを添えて店舗で使えるギフト券をプレゼント

 Post by MML編集部
タリーズコーヒージャパンは8月20日、インターネット上のギフト販売サービス「タリーズデジタルギフト」を開始すると発表した。タリーズデジタルギフトは、自分で書いたメッセージを添えて、メールまたはLINE上から相手にプレゼントができるサービス。 チケットを受け取った方は、全国のタリーズコーヒー店舗で500円分のドリンクやフードを購入する際に利用できる。このサービスは、カジュアルギフトサービス「giftee」から購入できる。 販売ページ:https://giftee.co/gifts/stores/tullys

国内ギフト市場は増加傾向

矢野経済研究所が発表された「ギフト市場に関する調査(2019年)」によると、市場規模は前年度比101.6%の10兆5,752億円とプラス成長を続けているという。その中で「儀礼的な要素の強いフォーマルギフトは時代の流れと共に縮小傾向にあるものの、個人的な、また親密な間柄におけるカジュアル(パーソナル)ギフトは需要が増していることから、市場全体は拡大基調にある」と述べた。

gifteeが誕生した背景

ここ数年、デジタルギフト市場は大きく成長している。2019年9月、ギフティは東証マザーズに新規上場を果たした。「giftee」というサービスは、どのような経緯で誕生したのだろうか。 事業構想大学のインタビューによると「法人向けサービスは、企業の困りごとを起点に生み出されました。eギフト発行企業・利用企業の『こういうことができないの?』といった声に耳を傾ける中でニーズに気づき、事業化していきました。目の前にある課題に応えていくうちに、eギフトのプラットフォームにたどり着いた」のだという。 また、TechCrunchの記事によると「成長のドライバーになっているのはgiftee for Business。法人の企業は従来、紙のギフト券などを郵送で送っていた。URLに置き換えることで、業務効率を高めることができため、活用いただき、伸びてきている」という。 紙の券面からデジタルに移行したものは、ギフトのほか、ポイントカード、会員証、免許証、マイナンバーなど増加傾向にある。この流れは今後ますます増加していくことだろう。