アップルは10月23日、女性起業家をサポートするアプリケーションプログラム「Apple Entrepreneur Camp」が開始してから1周年を迎えました。セッション参加者のインタビューとともに、次回開催されるプログラムの概要をお知らせします。
Apple Entrepreneur Campは、女性が創業‧経営する組織のために特にデザインされたプログラムで、彼女たち起業家が時代最先端の次世代アプリケーションの開発に取り組むのを支援することに特化しています。
このキャンプで提供されるのは、実践型のテクノロジーラボ、Appleのエキスパートやエンジニアと一対一で行われるコードレベルの指導を中心に、Appleのリーダーたちからの助言、激励、知見も得られます。
実践型ラボが終了すると、参加者たちは継続的にサポートを受けることができ、続々と増えているApple Entrepreneur Camp卒業生たちのコミュニティに参加して、事業の創出‧育成を助けてもらうことができます。
セッション参加者の声
これまでに42か国から集まった100名の女性リーダーとそのチームが、四半期に一度の割合で開催されるセッションに参加してきました。アプリケーション開発、デザイン、機械学習や拡張現実の最新動向、さらに参加者が望めば、広報やマーケティングのためのヒントといった話題についても、Appleのエンジニアとエキスパートが参加者と直に交流しながら指導‧助言を与えてくれます。
Apple Entrepreneur Campの第2回セッションに参加した、Jhanvi Shriram さんおよび Ketaki Shriram さん姉妹をご紹介します。彼女たちはKrikeyの創業者でクリエイターも務めています。「Krikey」は、自然界と自分が近づけるような拡張現実アプリを提供しています。
Apple Entrepreneur Campの募集を知った時、それに応募できるほどのスキルがあるのか不安を感じたそうです。しかしセッションは、スキルレベルが異なる開発者、起業ステージが異なる会社のリーダーに合わせて用意されていることを知りました。それで、これはAppleのエキスパートや、彼女たちと同じような境遇の起業家たちからから支援を受けるチャンスだと参加を決めました。
彼女たちはセッション期間中にオリジナルのアプリを開発しました。そのアプリはAppleのエキスパートにデモを披露する機会をいただきました。
「Appleチームと直に触れ合う中でデザインの方法論に関する意見をいただき、自分たちのアプリケーションの中にあると分かりながら、直すためのアイディアが見つからない問題を解決することができました。私たちが学んだことをベースに重要な改善をいくつか実行しました。これは私たちのゲームでは本当に効果抜群でした」とKetaki Shriram さんは語ってくれました。
応募は11月15日まで
Apple Entrepreneur Campは、これまでに13の異なる国‧地域から100名の参加者を迎えてきました。次回のセッション開催は2020年1月28日~2月4日を予定しています。応募は、11月15日まで受付しています。
応募条件は、女性の創業者 / 共同設立者 / CEOであること。18歳以上で英語が堪能であること。SwiftまたはObject-Cを習熟している技術者。ノートパソコンを持っていることなどが求められます。
https://developer.apple.com/entrepreneur-camp/
ご興味のある方はご応募お待ちしています。