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失敗しない大学アプリ開発|学生が毎日開く5つの必須機能

公開日:2021.06.21 / 更新日:2026.07.02 / Post by MML編集部

大学アプリに必要なのは、「毎日開く必然性」と「学生ごとに最適な情報を配信する仕組み」の2点。機能としては、時間割・履修管理、プッシュ通知、デジタル学生証、学部や学年に応じたセグメント配信の4つが核になる。費用は数万~1,000万円以上と幅広く、中間的な立ち位置の「ハイブリッド開発」が現実的。

「学生に大事な連絡を送っても、ポータルが見られていなくて届かない」
「アプリを作っても、結局ダウンロードされず使われなくなるのでは……」

大学の広報やDX推進担当の方で、同じような課題を感じている方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、学生に使われる大学公式アプリには共通の条件があります。それは「学生が毎日開く必然性のある機能」を持っていること、そして、学生一人ひとりへ情報を出し分けられることです。

本記事では、累計1.5億ダウンロード以上のアプリ開発を支援してきた弊社の視点から、大学公式アプリの必須機能・開発費用・運用法などを解説します。

「自学のWebポータルをそのままアプリ化する」のではなく、何を載せ、どう運用すべきかのヒントとして、参考にしていただければ幸いです。

大学生のリアルなアプリ利用実態|生き残るのは「毎日開くアプリ」

まず押さえたいのは、いまの大学生のスマホには「毎日開く必然性のあるアプリ」しか残らないという事実です。逆に言えば、開く頻度が週1回以下のアプリは、ホーム画面の奥に沈んでいきます。

大学生が日常的に使っているアプリの代表が、時間割・履修管理系です。

たとえば「Penmark」は全国4,000校以上に対応し、累計ダウンロード数は100万を超えるなど、多くのユーザーに使われています。シラバスからワンタップで時間割を組め、課題の締切や出欠回数の管理、同じ授業の学生とのトークまでこれ一つで完結します。

また、時間割機能を中心に、出席管理や休講・テスト管理機能まで網羅した「すごい時間割」も根強い人気です。いずれも「毎日見る理由」があるからこそ使われ続けています。

ここに、大学公式アプリを設計するうえでの最重要ヒントがあります。学生が自発的に入れているアプリは、すべて「自分の今日の予定や課題」に直結している。つまり大学公式アプリも、業務連絡の置き場ではなく、学生生活そのものに必要なものでなければ開かれないということです。

なぜ大学の「Webポータル」では学生に情報が届かないのか

結論、Webポータルが見られない最大の理由は「学生が能動的にアクセスしないと情報が届かない」設計だからです。スマホ中心の学生生活と、PC前提のブラウザポータルの間には、想像以上に深い溝があります。

Webポータルの3つの限界

多くの大学が抱える課題は、だいたい次の3つに集約されます。

毎回ログインが必要:IDとパスワードを入れ直すのが面倒で、緊急連絡ほど見られない
プッシュ通知を飛ばせない:休講・補講・災害時の一斉連絡は「学生が見に来るのを待つ」しかない
スマホで操作しづらい:PC前提のレイアウトで、文字が小さく、目的の情報まで何タップもかかる

一方ネイティブアプリなら、ログイン状態を維持したまま、休講情報やレポートの締切をプッシュ通知で届けられます。「見に来てもらう」から「届ける」へ。この主導権の逆転こそ、ポータルにはできずアプリにできる最大の価値です。

💡関連記事:アプリ導入のメリットは?Webサイトとの違いや成功事例を解説

学生に使われる大学公式アプリの必須機能5つ

では、アプリに何を載せれば毎日開いてもらえるのでしょうか。
具体的な機能を、優先度の高い順に5つに絞りました。

時間割・履修管理:学生が毎日開く最大の理由。シラバス連携で時間割が常に確認できる状態に
休講・補講のプッシュ通知:重要度の高い情報はリアルタイムで届け、いち早く気づかせる
デジタル学生証・会員証:図書館への入館や学割提示などをスマホで完結
学部・学年別のセグメント配信:全学一斉ではなく「自分に関係ある情報だけ」が届く設計に
キャンパスマップ・学食・周辺情報:日常の「ちょっと知りたい」を吸収し、開く頻度を底上げ

とくに①と②は、学生が自発的に使う「Penmark」のような外部アプリと正面から張り合う部分です。
各授業の細かい情報や教授からの急な連絡など、外部アプリよりも素早く・正確に情報を配信できるという大学公式の強みを活かしましょう。

アプリの会員証機能(デジタル学生証)については、以下の記事も参考にしてください。
💡会員証アプリ化のメリットと成功事例|おすすめアプリも紹介

セグメント配信でアクティブ率を保つ

全ユーザーへの一斉通知をやめること。これが、大学公式アプリの成否を分ける重要なポイントです。

一斉送信は、運用が楽である一方、アクティブ率の低下を招きます。
たとえば、文系の3年生に、理工学部1年向けの実験ガイダンス通知が何度も届く。就活中の学生に、関係ない学内サークルの連絡が連投される。こうなると学生は通知をオフにし、やがてアプリ自体を開かなくなります。

プッシュ通知の運用では、学部・学年・履修状況に応じてセグメントを切り、その学生に関係ある情報だけを届けることが大切です。Webマーケティングの世界では当たり前のMA(マーケティングオートメーション)的な発想を、大学と学生のコミュニケーションに応用します。

ModuleApps2.0」を活用している企業の事例ですが、「タワレコ店舗アプリ」ではプッシュ通知の最適化により、アプリの月間アクティブユーザーを175%まで伸ばしました。「機能を増やす」より「配信を賢くする」ほうが、アクティブ率には効くのです。大学アプリでも構造はまったく同じです。

💡会員アプリMAU数175%増を達成!タワーレコード株式会社の事例はこちら

また、同志社大学の公式アプリ(受験生向けの大学案内アプリ)では、ユーザーの属性や関心のある学部に応じてお知らせを出し分けています。全学一斉ではなく「その人向け」に届ける——本記事で挙げた考え方が、大学の現場で実践されている実例です。

同志社大学(大学案内アプリ)

受験生・オープンキャンパス向けの公式アプリをDearOneと共同開発。登録した属性や興味のある学部に応じてお知らせを出し分けるアンケート機能と、イベント情報のプッシュ通知で、一人ひとりに合った情報を届けています。

アプリの詳細を見る →

そしてこの出し分けは、アプリを作っただけでは実現しません。リリース後に「どのセグメントの開封率が低いか」を見て、配信を改善し続ける運用がセットで必要になります。「ModuleApps2.0」が開発だけでなく伴走支援まで提供しているのは、まさにこの「作った後」で成果が決まるからです。

学生生活のプラットフォームへ|学食クーポンや地域連携という次の一手

必須機能とセグメント配信が回り始めたら、もう一段上の発想があります。大学公式アプリを「業務連絡ツール」から「学生生活のプラットフォーム」へ広げることです。

たとえば学食の日替わりクーポン、生協の新刊・セール情報、キャンパス周辺の協賛店舗(飲食・書店・美容室など)の学割クーポン。これらをアプリ内で配信できれば、学生は「お得だから毎日開く」状態になります。連絡を見てもらうためにアプリを開かせるのではなく、開いた“ついで”に連絡が目に入る。順番が逆になるわけです。

大学公式アプリの開発費用・期間の目安と開発方式

気になる費用の前に、まず開発方式を整理します。アプリ開発の選択肢は大きく3つあり、予算・運用体制・拡張性で最適解が変わります。

開発方式 特徴 向いている大学 費用・期間の傾向
ノーコード 短納期・低コストで開発できる反面、複雑な要件や大規模な運用には制約が出やすい 小規模・まず最低限で始めたい 安め・短め
ハイブリッド すでに用意された機能テンプレート+カスタマイズも可能。低コストと拡張性を両立しやすい 定番機能を堅実に、運用まで見据えたい 中程度
フルスクラッチ ゼロから自由に設計するため、独自要件を100%反映できる 他にない独自機能を最優先したい 高め・長め

大学公式アプリで必要になる機能は、プッシュ通知や会員(学生)情報管理、セグメント配信など、ある程度パターンが決まっています。

だからこそ、定番機能がテンプレート化されたハイブリッド型は、フルスクラッチより低コスト・短期間で、ノーコードより拡張性が高くカスタマイズ可能、という現実的な落としどころになりやすいのです。

ModuleApps2.0」もこの方式で、標準機能(プッシュ通知・会員管理・位置情報などの主要機能)は追加費用なしで実装できます。

開発・運用にかかる具体的な金額は要件によって大きく異なるため、見積書7社を比較したアプリ開発費用の記事で実額の相場をご確認ください。

開発・運用パートナーの選び方|「作った後」で成果が決まる

大学アプリの開発パートナー選びでチェックすべきは、以下の3点です。

(1)時間割・通知・会員証など大学アプリの定番機能の実装が可能か
(2)セグメント配信の設計・改善まで一緒に回してくれるか
(3)障害時の連絡が止まらない安定したインフラか

とくに大学では、災害・休講などの緊急連絡のスピード感が信頼に直結します。「ModuleApps2.0」の場合、親会社であるNTTドコモグループのセキュリティー基準に準拠した高信頼のサーバー活用により、提供開始以来、サービス停止時間ゼロを実現しています。

また、運用に伴走してくれる会社を選ぶことも重要です。お金をかけてアプリを作ったのに、全然使われなかった…。という事態を防ぐために、「リリース後」の体制についてもしっかり確認しておきましょう。

💡関連記事:アプリベンダーの選び方を徹底解説

まとめ:大学アプリは「ポータルのアプリ化」では終わらない

最後まで読んでいただきありがとうございます。本記事の要点を振り返ります。

●学生は「毎日開く必然性のあるアプリ」しか残さない。時間割・出欠・通知が起点
●Webポータルの限界は「届けられない」こと。アプリのプッシュ通知が主導権を握る
●成否を分けるのはセグメント配信。全学への一斉通知はアクティブ率を下げる
●学食クーポンや地域連携で「学生生活のプラットフォーム」へ広げられる
●選ぶべきは、開発後の運用に伴走できるパートナー

「自学のポータルをアプリにする」だけでは、学生に開かれないアプリが一つ増えるだけになりかねません。大事なのは、学生の毎日に必要なものを載せ、一人ひとりに合わせて届け続ける設計です。

弊社DearOne(NTTドコモグループ)は、「ModuleApps2.0」によるアプリ開発から、セグメント配信を含むリリース後の運用支援まで一気通貫でサポートします。「何を載せ、どう運用すべきか」を一緒に設計しますので、まずはお気軽にご相談ください。

大学公式アプリで、こんなお悩みはありませんか?

重要な連絡を送っても、ポータルが見られず学生に届かない

アプリを作ったが、ダウンロードされず使われていない

学部・学年ごとに情報を出し分けたいが、運用の仕組みがない

ModuleApps2.0は、累計1.5億DL以上のアプリを支援。リリース後の伴走支援でこんな成果が出ています

142%
MAUアップ
(カスタマーサクセス支援)
175%
会員アプリMAU増
(タワーレコード/通知の精緻化)
サービス停止
時間ゼロ
NTTのセキュリティ基準+
ドコモのサーバー

「ModuleApps2.0」の詳細はこちら

費用・機能・デザインどれも妥協せず、バランスよく開発できるのが特徴です。
アプリの新規開発やリニューアルをご検討中の方は、お気軽にご相談ください!

よくある質問

Q:大学公式アプリにはどんな機能が必要ですか?

学生が毎日開く理由をつくる機能が必須です。具体的には、時間割・履修管理、出欠や休講のリアルタイム通知、デジタル学生証、学部や学年に応じたセグメント配信の4つが核になります。業務連絡だけでなく、学生生活そのものに必要な機能を載せることが定着の条件です。

Q:大学のポータルサイトとアプリは何が違いますか?

最大の違いは情報を「届けられる」かどうかです。ポータルは学生がログインして見に来る必要がありますが、アプリはプッシュ通知で休講や締切をリアルタイムで届けられます。たとえば「ModuleApps2.0」などのアプリ開発基盤では、ログイン維持や通知が標準機能として用意されています。

Q:学生にアプリを使い続けてもらうにはどうすればいいですか?

全学一斉の通知をやめ、学生ごとに情報を出し分けることが最も効果的です。学部・学年・履修状況でセグメントを切り、関係ある情報だけを届けると通知オフを防げます。実際にプッシュ通知の最適化だけでアプリのMAU(月刊アクティブユーザー)が175%伸びた事例もあり、配信改善はアクティブ率に直結します。

Q:大学公式アプリの開発費用はどれくらいですか?

開発方式で大きく変わります。フルスクラッチは高め、ノーコードは安め、必要な機能モジュールを組むハイブリッド型はその中間が一般的です。大学アプリは定番機能が決まっているため、ハイブリッド型でコストを抑えやすい傾向があります。実額の相場は見積比較記事をご確認ください。

Q:Penmarkなど学生向けアプリがあるのに、大学公式アプリは必要ですか?

必要です。Penmark等は便利ですが外部サービスであり、大学からの公式連絡や成績・出欠の正式管理、緊急時の一斉通知は担えません。学生の利便性は外部アプリに学びつつ、公式情報を確実に届ける役割は大学公式アプリが担う、という役割分担が現実的です。

Q:大学公式アプリの開発会社はどう選べばいいですか?

開発力に加え、リリース後の運用に伴走できるかで選んでください。大学アプリの成果は配信改善で決まるためです。「ModuleApps2.0」のようにカスタマーサクセスまで提供するサービスが候補になります。緊急連絡を止めないインフラの安定性も必ず確認しましょう。

ModuleApps2.0 累計1.5億ダウンロード突破! 自社アプリに課題を感じている方、独自の機能・デザインを開発したい方はお気軽にご相談ください。

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