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「始まりは生放送番組向けのプッシュ通知」フェンリルが語る高速プッシュ通知エンジンを運用して分かったこと・最近のトレンドニーズ
フェンリルは2015年から、高速プッシュ通知エンジン「BoltzEngine(ボルツエンジン)」を提供している。 今回誕生のきっかけやプッシュ通知における最近のニーズについて語った。
フェンリル株式会社 片桐 右門氏
本記事は、富士通クラウドテクノロジーズ、Repro、フェンリルの3社主催、大塚製薬の協賛で行われた「『ぷっ』しゅま ~プッシュ通知ノムコウ」より、フェンリルの片桐 右門氏から「2年間やってきて見えたプッシュ通知のトレンドニーズ」と題した講演の模様をお届けする。
フェンリルというと、ウェブブラウザの「Sleipnir」やアプリの受託開発を思い出す方も多いと思うが、それら以外に「BoltzEngine」というサービスを提供している。 これは1分間に210万通以上配信数を実現するプッシュ通知エンジンである。そして、サーバアプリケーションとして導入することもできる。
「BoltzEngineはサーバ向けのアプリケーションなので、クラウドとかにも影響しないし、セキュリティ面でオンプレミス(自社保有のデータセンター)ではないと使えないというお客様に向いたサービス」であると語る。主な機能としては、「即時配信」「予約配信」「配信速度制御」「セグメント配信」を提供している。
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