LINEの登場でメールの送信回数に大きな変化。MMD研究所調べ

 Post by MML編集部

LINEの登場でスマホの利用回数や利用時間、利用頻度に大きな変化が出ている結果が出ているようです。MMD研究所は株式会社コロプラが提供する「スマートアンサー」と共同で「2015年版:スマートフォン利用者実態調査」を実施されました。

1日の利用時間は、5割が3時間未満

「一日どれくらいスマートフォンを利用するか」を聞いたところ、最も多かったのは「2時間以上3時間未満」が22.4%、続いて「1時間以上2時間未満」が19.1%、「3時間以上4時間未満」が15.5%となりました。合わせると、3時間未満の利用が54.2%、3時間以上の利用が46.0%となりました。

キャリアメールは平均3.8回、SMSは3.5回、LINEは11.5回送信

「一日平均、何回(通)くらいスマートフォンでメールやメッセージを送信するか」を聞いたところ、キャリアメールは「1~10回」が最も多く46.8%、続いて「0回」が42.6%となりました。

SMSは「0回」が最も多く53.7%、続いて「1~10回」が33.7%となりました。LINEは「1~10回」が最も多く50.7%、続いて「0回」が13.1%となりました。

また、各範囲の中間値をもとに平均を出したところ、キャリアメールは3.8回、SMSは3.5回、LINEは11.5回となりました。

利用するアプリは年代で「動画」と「天気」に分かれる

「よく利用しているアプリの上位3つを回答」してもらったところ、最も利用するアプリは10~30代が「SNS・コミュニケーション」「ゲーム」「動画」「ミュージック」「EC/オークション」、40~50代は「SNS・コミュニケーション」「ゲーム」「天気」「EC/オークション」「動画」の順となりました。

最も利用するアプリの上位は共通して「SNS・コミュニケーション」「ゲーム」でしたが、その後のランキングは年代によって「動画」と「天気」に分かれるようです。

LINEが登場する以前はキャリアメールを送信する回数が多かったのに対し、登場以降、キャリアメールの送信数が激減し、今ではLINEを主体に利用されている人が多い結果となりました。また、利用時間や利用頻度もLINEを使いたいからスマホを利用している人の割合も増加しているようです。