ここ数年インフラの整備にあわせて、スマートフォンから大容量の動画やゲームコンテンツが楽しめるようになりました。コンテンツもバラエティ豊富になった分、利用者は端末をどの向きにしてコンテンツを楽しんでいるのでしょうか？ そもそも端末はどちらの手を使って見るのでしょうか？それは利き手によって違いがあるのか？ ジャストシステムは、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して、15歳～69歳の男女1,100名を対象に「モバイル＆ソーシャルメディア月次定点調査（2017年3月度）」を発表しました。

4割がスマホ動画を縦で見たり、横で見たりする

プライベートでスマートフォンを利用する方に「スマートフォンでの動画視聴について、あなたの状況にあてはまるもの」について尋ねました。 「動画の内容に応じて、縦で視聴するときと横で視聴するときがある」と回答した人は40.3％、ついで「スマートフォンを横にして動画を視聴」する方は23.7％、「スマートフォンを縦にして動画を視聴」する方は18.4％となりました。

6割が動画の内容によって縦横を使い分ける

「スマホ動画を縦で視聴するときと横で視聴するときがある」と回答した方に「縦と横の使い分け」について尋ねました。 「動画に関する興味関心度合いによって使い分けている」と回答した人は62.8％、ついで「動画の視聴時間によって」と回答した人は36.4％、「電車の中や寝る前などのシチュエーションによって」と回答した人は23.8％となりました。

3割がゲームアプリは縦向きで利用、横は1割以下

プライベートでのスマホ利用者に「ゲームアプリ利用について、あなたの状況にあてはまるもの」について尋ねました。「縦にしてゲームアプリを利用」する人は29.9％、ついで「ゲームアプリの内容に応じて、縦で利用するときと横で利用するときがある」人は27.2％、「横にしてゲームアプリを利用」する人は6.1％となりました。

4割がスマホを縦向きにしたゲームが好み

ゲームアプリを利用する回答者に「ゲームアプリ利用時の端末の好み」について尋ねました。「タテにしてゲームを利用するのが好み」と回答した人は42.6％となりました。一方「ヨコにしてゲームを利用するのが好み」と回答した人は13.6％となりました。

「右利き」と「左利き」に操作の違い

「スマートフォンの操作方法について、あてはまるもの」について尋ねました。右利きの人で最も多かったのは「左手で持って、右手で操作する」と回答した人で、53～59％となりました。また「右手で持って、右手で操作する」と回答した人は、21～23％となりました。 個人情報入力など操作が慎重になると、「左手で持って右手で操作」する傾向が高くなります。 一方、左利きの人で最も多かったのは「左手で持って、右手で操作することが多い」と回答した人で、28～35％となりました。また、「右手で持って、左手で操作する」と回答した人は、22～26％となりました。 個人情報入力など操作が慎重になると、「左手で持って右手で操作」もしくは「右手で持って右手で操作」する傾向が高くなります。 ほかにも興味深い調査結果が出ていますので、気になった方はアクセスしてみてください。