App Annie 日本・韓国カントリーディレクター 滝澤 琢人氏
インターネットと言えばひと昔はパソコンの時代であり、ブラウザの時代だった。App Annieの調査によると、世界のスマホユーザーが、1時間のうちどれだけ「ブラウザ」と「アプリ」を利用しているのか調査したところ、53分間アプリを利用し、7分間ブラウザを利用しているという。
次に利用したアプリをカテゴリ別で分けたグラフを見たところ、FacebookやLINEといったソーシャルメディアやコミュニケーションツールによる利用が全体の半数を占めており、それは今後も増加していくという。
なぜアプリが使われているのかについて、滝澤氏は「アプリ特有のモバイルインターフェイス、ユーザー体験というのが高度に改善されていて、非常に直感的なインターフェースがユーザーに受けており、ユーザー嗜好に合ったものになっている」と述べた。
モバイルアプリの登場により、企業が消費者に価値を提供する方法が変化してきているという。代表的なアプリを見てみると、生活のあらゆる側面で生活を豊かにしてくれるアプリが誕生している。特にこの2年間で利用時間が急激に伸びているカテゴリはショッピングアプリだそうだ。
ここから先は、外食・小売業・銀行から業界にとってどういったアプリ活用のされ方があるのか見ていきたい。
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