本日は、株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニーの佐々木様にアプリを導入した背景やアプリリリース後の施策などについて伺いました。
スピーディーな開発とリーズナブルな価格で導入を決定
――最初は2013年にアプリをリリースされ、2018年のリニューアルでModuleAppsを導入いただいたと思うのですが、その経緯や背景について教えてください。
2013年にリリースしたアプリは会員証を会計の時に提示したり、クーポンの発券ができる程度で、会員証としてのみ使用できるシンプルなものでした。しかし5年経過してから、さまざまな施策を打っていく中で従来のままだと物足りなくなり、主に機能拡充のために、リニューアルを行うことといたしました。
2018年のリニューアルの際に数十社からベンダーを選ぶことになったのですが、プロジェクトメンバーと話し合い数社に絞り、さらにその中からModuleAppsを選ばせていただきました。
――ModuleAppsを選んだ理由は何でしょうか。
ベンダー選出の時にすでにアプリのリリース日が決まっており、そのリリース日に合わせて、弊社が求める開発ができるかどうか、また、価格がリーズナブルかどうかが決め手でしたので、これらが弊社が提示した条件にあった、ということが選んだ理由です。
シンプルな会員証機能からビジュアルで商品訴求を
――2018年のリニューアルで最も押し出したかったポイントはありますか?
2013年にリリースしたアプリはとにかく機能も見た目もシンプルで、PLAZAらしさ、というものがあまりありませんでした。アプリを開くたびに、PLAZAの面白さやお店に行った時のワクワク感などが感じられ、今、PLAZAで何が起こっているのかがわかりやすくなるようにデザインをしました。
――リニューアル当初はどんなコンテンツを発信していたのでしょうか。
当初は会員証の機能がメインではありましたが、情報発信の強化を図りました。自社で運営しているインスタグラムの素材を流用し、商品画像を大きく表示したり、背景の色にこだわったり、店舗で展開しているプロモーションのビジュアルデザインを掲載することで、より視覚的な訴求を行えるようにしました。
目標を大幅に上回るダウンロード数を実現
――リニューアルの中で実際に行った施策としてどんなものがありましたか?
アプリをダウンロードしたら500円の割引きクーポン券を発券する、という施策を行いました。それに併わせて店頭でのディスプレイパネルやリーフレットも用意して、店舗スタッフに配ってもらいました。また、店舗スタッフがアプリについて知らないとお客様にお勧めできないと考え、店長やスタッフに対して機能や使い方の説明を行い、お客様へのお声がけのマニュアルも作成しました。
――実際にどんな効果がありましたか?
初年度のダウンロード数の目標を50万ダウンロードに設定していたのですが、3月末までには目標を大幅に上回るダウンロード数を獲得できました。
店舗への施策も絡めた展開を行いたい
――今後の目標や取り組みたいことなどありますか?
PLAZAアプリに関して行いたいことは、リニューアルの時から想定はしていたのですが、店頭での商品受け取り機能を組み込みたいと考えています。ECシステムのリニューアルも関わってくるため断念していましたが、今後はさらに店舗を巻き込んだ施策も行っていきたいです。