本日は、株式会社モスフードサービスの真鍋様に、アプリを導入しようと思った背景やアプリ公開後の効果などについてお話を伺いました。
――モスバーガー公式アプリについて教えてください。
私どもは、モスバーガーで提供しているデジタルサービスをアプリに集約することを進めております。最近では、「モスカード」をアプリ上から利用できるように対応しました。さらに会員様は、「モスカードプログラム」を提供しています。これは、年間の購入金額や購入頻度に応じてランクが上がっていくシステムで、ランクごとに素敵な特典がもらえるプログラムです。
その他、スマートフォンから注文して店頭で商品が受け取れる「ネット注文」や、不定期でクーポンを配信していますが、現在はモスカードに特化したアプリとなっています。
若者の接触機会を増やすためアプリを導入
――2010年9月と早い段階からアプリを運営していますが、アプリを導入しようと思った経緯は何ですか?
おそらく多くの若者が携帯電話からスマートフォンに切り替え始めた時期だと思います。モスバーガーのお客様は40代のお客様が多くて、若者の接触機会が弱いという課題がありました。当時は、スマートフォンサイトよりも先に公式アプリを立ち上げていますので、若者につながるコミュニケーションの1つとして導入しました。
私どもの要望に対応できる ModuleApps に魅力
――その後、ModuleAppsを導入した経緯は何ですか?
現在まで何度かアプリリニューアルを行っているのですが、2015年4月に個人情報(性別、生年月日)を会員登録時の必須項目にしてはいけないという理由でApple社よりリジェクト(更新却下)されまして、その改修に多額の費用がかかるということで保留にしていました。
しかし、2017年9月のiOSリリース時に32bitアプリが対応不可ということが分かり、早急に64bit対応のアプリ開発が必要となりました。
早急に新アプリの開発方法や開発ベンダー様を検討しているなか、DearOne様からお声がけいただき、「ModuleApps」というサービスが、私どもが求める機能が搭載されており、最低限の機能で実現できると考え一緒に取り組むことになりました。
プッシュ通知を配信したら注文数が跳ね上がった
――2018年にリニューアルを行ってから、効果はいかがですか?
アプリとネット注文システムに関して相性は良さそうです。プッシュ通知を配信すると、ネット注文の数値が跳ね上がるという効果が出ています。
――今後の目標をお聞かせください。
これからの時代、さらにますますスマートフォン中心の世の中になってくると感じています。そのために、まずはモスバーガーで提供する全てのデジタルサービスをアプリに搭載できるよう進めております。さらに、もっと身近に使ってもらえるようなコンテンツを増やしながら、モスバーガーのことを好きになってもらえるアプリをDearOne様と一緒に取り組んでいきたいと考えております。