本日は、埼玉県・飯能市役所の須田様に、アプリを導入しようと思った背景やアプリ公開後の反響についてお話を伺いました。
――アプリを導入しようと思った背景を教えてください。
昨今、世代を超えてスマートフォンの利用者が増えてきているのを非常に感じています。地方自治体でもアプリの導入が増えてきています。飯能市もスマートフォンのGPSやプッシュ通知を活用し、市民の満足度向上や観光客へ情報を発信するツールを作成したいと考えていました。
ModuleAppsは開発スピードが魅力
――なぜModuleAppsを選びましたか、実際に使ってみてどうでしたか?
今回、地域活性化のためにアプリの導入を検討していましたが、ModuleAppsは、クーポン機能が標準で組み込まれていることや、アプリを1から作り込まずに短期間で導入できたことは非常に良かったと感じています。
クーポン機能に関しては、市内の商店街と連携して地域活性化が図れる、他の自治体では見られないサービスが構築できたことは良かったと思います。
地元の主婦層でも人気に
――役所内や住民の反応はいかがですか?
市長はとても喜んでおり、さまざまな集まりや会合の場でも市長自らアプリの宣伝を行っています。職員のあいだでも実際にアプリをインストールして利用しています。
住民のあいだでも特に主婦層からは、ゴミカレンダーはすごく便利という声をいただきました。「定期的な燃えるゴミの日は覚えていても、それ以外の月に数回あるゴミの日はあまり覚えていなくて、アプリが教えてくれるのはとても便利だ」ということで反響をいただいてます。
観光協会と連携し、ハイキングコースやウォーキングコースなどさまざまなコースを用意しています。課題はありますが、解決しつつアプリを活用していきたいと考えています(※現在対応済み)。
地域活性化に貢献
――スクラッチクーポンの反応はいかがですか?
スクラッチクーポンの参加率は、アプリダウンロード数のうち3割以上と反応はとてもよく、2回ともすぐに終了しました。「スクラッチを指で削ると宝箱が見えて、当たったと思ったら残念と表示されて、とてもドキドキしました(笑)。皆さんに楽しんでもらえるのがこのクーポンの利点だと思います」。
職員も積極的に情報配信
――アプリを導入して運用はいかがですか?
ひと昔の役所なら「また面倒くさいことを始めた」とネガティブに受け止められていましたが、今は「自分たちが自分たちの情報を、タイムリーに配信できるんだ」と積極的に取り組んでいます。あとはソーシャルメディアやホームページ、アプリを上手に使い分けて、より効果的な情報発信に向けて取り組んでいきたいと思います。