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Google Homeのアプリ開発、Amazon Echoのスキル開発を依頼する時、知っておくべき費用や相場、おすすめランキング

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全世界のスマートスピーカー販売台数は1,860万台
市場調査会社 Strategy Analytics によると、2017年第4四半期、全世界のスマートスピーカー販売台数は 1,860万台と予想し、前年比で300%増加しました。前年では、Amazonがスマートスピーカー全体の 88% を販売していましたが、この1年間でGoogle は 630万台販売したことから、さらに市場が拡大しました。
7割がスマートスピーカーを認知。半年間で30ポイント近く増加
ジャストシステムが運営する「Marketing Research Camp」が全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に行った調査結果によると、認知度は70.9%と、2017年6月調査(43.5%)から半年間で30ポイント近く増加しました。
約5%がスマートスピーカーを利用。利用者が最も多いのは「Google Home」
「Marketing Research Camp」が15歳~69歳の男女1,100名を対象に行った調査結果によると、スマートスピーカーは平均4.7%が利用しています。そのうち、Google Home は5.5%、Amazon Echo は5.1%、LINE Clova は3.5%と、Google Home の利用者が最も多い結果となりました。 「興味がある」という割合を含めると、スマートスピーカーの需要は現在、平均31.3%と、今後、3割程度まで利用者は増加していくだろうと思います。スマートスピーカーの具体的な利用方法がメディアに紹介され、社会的に良いイメージが広がっていくことで、今後需要はさらに広がっていくでしょう。
Googleトレンドでも「Google Home」が人気
Googleトレンドを使って「Google Home」「Amazon Echo」「LINE Clova」による1年間の人気度を調査しました。これを見ても、Google Home による人気の高さが伺えます。 Google Home は2017年10月に販売開始。関連キーワードを見ると「IFTTT」や「Google Play music」「YouTube」「リモコン」「Spotify」「半額」といった関連キーワードが見られることから、音楽関連、リモコンとして利用したい需要があります。12月に急上昇していますが、これは半額キャンペーンを開始した時期と重なります。 Amazon Echo の場合、「招待」「スキル」「音楽」「家電」といった関連キーワードが見られることから、招待待ちの人や機能検索として利用する人もいらっしゃるようです。LINE Clova は「Clova Wave」や「Clova friends」など、デバイスに関連したキーワード検索がされています。スマートスピーカーの機能が登場。独自に開発できる
スマートスピーカーを利用している方は、どのような機能を利用しているのでしょうか。Google Home の場合、アシスタント対応アプリが用意されており、Google Play Music などの標準アプリが用意されているので、欲しい機能をそのまま利用することができます。 そして、スマートスピーカーの場合は、標準機能のほか、サードパーティの拡張機能も提供しています。Google や Amazon は、ニュース系やフード系、交通系など、企業が提供するサービスを自由に開発してユーザーへ提供しています。 Amazon.co.jp は、2018年2月、Amazon Echo シリーズで利用できるAlexaスキルの人気ランキングを発表しました。これによると、radiko.jp や 波の音 のような流しっぱなし系スキルや、クックパッド、Yahoo!ニュース、Yahoo!天気などの確認系スキル、LinkJapan のような家電製品に接続する IoT スキルに人気が集中しています。