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オムニチャネル戦略やO2O事例を読み解く専門メディアモバイルマーケティング研究所

ウタヒロアプリ:会員証機能はカラオケ業界のアプリに浸透 他業種でも参考に

 Post by MML編集部

カラオケボックスチェーン「歌広場」の公式スマートフォンアプリ

ウタヒロ1

株式会社クリアックスが関東エリアを中心に68店舗(2014年5月現在)を展開するカラオケボックス「歌広場」の公式アプリです。主な概要は以下の通りとなります。

公開日 :2014年4月4日
OS :iOS、Android
ストア :iOS版Android版
チェックしたバージョン:1.2.0(iOS版)1.0.9(Android版)
リリース :ウタヒロ公式アプリ、リリース!
紹介ページ :同上

App Storeの紹介文は以下の通りです。

このアプリは「カラオケルーム歌広場」の公式アプリです。
いつでもソフトドリンク飲み放題!池袋、新宿、渋谷など都内、埼玉、神奈川、千葉に展開中!
このアプリダウンロードして会員登録するとお得なクーポンをGETできます!!

会員証表示を中心としたシンプルなアプリ

ウタヒロアプリは、会員証表示機能を中心としたシンプルな構成のアプリとなっています。アプリを起動すると、会員証表示ボタンが中央に表示されたシンプルなトップ画面が表示されます。

ウタヒロ1

ボタンを押すと会員登録画面が表示され、メールアドレス・パスワードや生年月日・最寄りの店舗などを事前に登録する事で、アプリ上に会員証(バーコード)を表示できるようになります。

ウタヒロ3

 

店頭で会員証のバーコードを提示することにより、その場で登録を行う事なく、スムーズな入店が可能となります。

カラオケ業界のアプリに広く搭載される会員証機能 他業種でも有効な策

同種の機能は、弊社が2010年に公開したシダックス公式アプリや、2012年に公開したカラオケレインボー公式アプリにも実装されているほか、カラ鉄ナビアプリジャンカラ公式アプリなど複数のカラオケチェーンの公式アプリにも実装されており、一般化しつつあります。

財布のかさばるプラスチックカードを持ち歩く事なくスマートフォン一つでいつでもお店で受付ができる点は、ユーザーの利便性向上に加え店舗側にとっても、来店の機会損失の防止や受付の効率化の面でメリットが大きい施策と言えるでしょう。

同様の機能はカラオケ業界に留まらず、会員証やポイントカードを提供するさまざまな業種でも求められてくるように感じます。上記に上げたアプリの会員証機能の登録フローやUIなどを、自社のアプリ開発にあたっての参考にしてみるのも良いのではないでしょうか。

アプリを活用した集客の強化は今後の課題

上述の通り、会員証機能の提供によりユーザーの利便性アップに寄与している同社のアプリですが、集客系の機能は一部に限られるようです。

入会後には、30日間何度でも利用できる室料10%オフの「入会特典クーポン」が表示されるようになっていますが、

ウタヒロ4

 

以降はアプリ会員もメルマガ「モバイルクーポン歌倶楽部」などと同様、会員向けの「常時5%オフクーポン」のみの適用となっており、アプリ独自のクーポン配信等は行われていないようです。utahiroba

アプリ会員向けサービス(同社HPより)

 

またアプリ上にはキャンペーン情報の告知コーナー等も設置されておらず、更新性を感じない静的・固定的なコンテンツが中心となっているように感じます。

会員証や店舗検索などの「お店に向かう前後の利便性向上」だけでなく、アプリ独自のクーポンの提供やキャンペーン情報の発信など「お店に行きたくなる仕掛け」も、今後同社のアプリに求められてくるように感じます。

既に「プッシュ通知」機能などは搭載されているようですので、独自のクーポンやキャンペーン情報等の機能追加とプッシュ通知を併せて活用する事により、アプリを経由した集客を強化し、売上の面でもより明確かつ継続的な効果を発揮できるようになるのではないでしょうか。

ウタヒロ公式アプリの今後の展開に期待したいと思います。