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オムニチャネル戦略やO2O事例を読み解く専門メディアモバイルマーケティング研究所

人流調査からアンケートまで、iBeaconの活用方法は拡大している

 Post by MML編集部

AppleのiOS7に搭載されたiBeaconは、一定の範囲内にいるユーザーにスマホを通してさまざまなアクションを提供することを可能にしました。

ビーコンと呼ばれるBluetoothの技術を使って、スマホとの間で通信を行うiBeaconは、スマホユーザーがビーコンから一定の距離に入ると対応アプリケーションが起動し、プッシュ通知で情報提供などを行います。 この技術をマーケティングに活用しようという試みが今、広がりを見せています。

パルコシティが人流調査を実施

パルコシティが慶応大学大学院と共同で開始した調査は、iBeaconを使って名古屋パルコの人流解析をするもの。館内に300個のビーコン発信器を設置して改装前後の2回にわたって調査を行い、改装によるユーザーの行動の変化を調査します。

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今回の調査では事前に調査専用端末を用意して店頭でユーザーに渡し、買い物終了後に回収する方法を取りますが、ユーザー自身の端末であっても対応アプリがインストールされていれば同様に調査は可能だということ。つまり、iBeaconの活用はユーザーに負担をかけない調査ができることが大きなメリットとなっています。

割引情報の提供やアンケートにも活用されるiBeacon

このほかにも、iBeaconはさまざまな場面で利用されています。(株)ACCESSは、iBeaconをGoogleGlassに連携することで、商品画像や割引情報を表示することや、情報の受け渡しなどができる機能を公開しました。

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また、不動産住宅情報サイトの「HOME’S」を運営するネクストは、iBeaconを使ってHOME’Sアプリをインストールしたユーザーが訪問するとユーザー行動を記録し、訪問後にアンケートをプッシュ通知する試みを首都圏3店舗にて実施しています。

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さらに、株式会社tab(旧社名:頓知ドット)は、ソーシャルサービス「tab」の中で、iBeaconを利用して店舗の来店回数に合わせた特典を提供する「あしあと」機能を提供すると発表するなど、ユーザーの動きを知り、それに合わせた情報提供をするための方法として、多くの企業がiBeaconを活用したサービスを開始したり、試験運用をしたりしています。

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手軽でユーザーに負担をかけないマーケティングとして定着か

スマホをそのまま活用できるiBeaconは、ユーザーに負担をかけることなく効率的なマーケティングができるツールとして注目されています。

ユーザーはクーポンなどの情報をすぐに受け取れるようになり、店舗はユーザーの行動を細かく把握できるなど、双方にとってメリットの大きいiBeaconは今後、より広い範囲で活用されていくのではないでしょうか。

 

参考情報

大型商業施設(名古屋パルコ)において、改装前後の買い物ユーザーの行動変化検証のための
ビッグデータ人流解析調査を実施-慶応義塾大学
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2014/osa3qr0000007hvk-att/140724_1.pdf

ACCESSのBeaconソリューション「ACCESS? Beacon Framework」が、 Google Glassに
対応-株式会社ACCESS
http://jp.access-company.com/news_event/archives/2014/20140226/

『HOME’S』、近距離無線通信技術「iBeacon」を使った 不動産O2Oマーケティングの実験
開始-株式会社ネクスト
http://www.atpress.ne.jp/view/45204

iOS7の近距離無線通信技術「iBeacon」を利用して、 おでかけスクラップアプリの『tab』
が来店回数を自動でカウントする 「あしあと」機能を新リリースー株式会社tab
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000006482.html