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オムニチャネル戦略やO2O事例を読み解く専門メディアモバイルマーケティング研究所

Google Glassの技術は高齢化社会の救世主となるか?

 Post by MML編集部

英国でスーパーマーケットを運営するテスコは、Google Glassを使ったアプリを開発中だと発表しました。このような技術は、世の中をどのように変えるのでしょうか?日本でも深刻な問題となる高齢化社会における活用の可能性を考えてみます。

キッチンから牛乳を購入!買い物スタイルを大きく変えるアプリ

テスコが開発したアプリでは、カメラが商品のバーコードを読み取ると商品の栄養成分や価格、注文画面が表示され、そのまま購入できる仕組みになっています。活用方法を紹介した動画が、その利便性をより具体的に伝えているのでご紹介しましょう。

まず、女性がコーヒー牛乳を作ろうと冷蔵庫から牛乳を取りだしたとき、中身が少ないことに気づきます。

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そこで女性はGoogle glassのアプリを起動し、牛乳のパッケージについたバーコードをスキャンします。

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すると、商品の容量や成分表、カロリー表示が表示され、購入ボタンを押せばそれだけで購入できます。

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そしてその後、1台のトラックが家へやってきて、購入した牛乳を届けてくれるのです。

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高齢化社会で需要増の可能性も

このようなアプリは、高齢化の進む日本においても活用の可能性を秘めています。日本政策金融公庫の調査によると、食品サービスの利用経験はすべての世代全体では48.4%と約半数ですが、年代別に見ると50代~70代にかけて利用率は50%を超えており、中高年世代での需要が高くなっています。

2014090306(出典:日本公庫・平成23年度第2回消費者動向調査結果の概要

現在宅配サービスで利用されているカタログやパソコン、スマホに代わり、Google glassで商品が注文できるようになれば、それはライフスタイルを大きく変化させるはずです。

必要なものをすぐにその場で購入できれば買い忘れなどもなく、また注文すればすぐに配達されるので、高齢者のひとり暮らしで家事の負担を軽減する効果も期待できるかもしれません。

買い物だけじゃない、あらゆるものがタッチパネルに!

また、独Metaio社は、Google glassなどの端末を装着した状態で見たものがタッチパネル化する技術を開発しました。この技術は赤外線と熱を感知するサマールタッチ技術を使ったもので、将来的には街頭の案内板に表示された地図をタッチすることでGoogle glassに詳細情報が表示されるといった使い方が期待されています。

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こういった技術も同様に、高齢者の生活を助けるものとして活用できるのではないでしょうか。ウェアラブル端末の活用は、買い物だけでなく日常のあらゆるシーンをより便利にするはずです。

最先端技術というと、若い世代が活用するイメージが強いかもしれません。しかし、日常生活の負担を軽減するこれらの技術は、高齢者にとっても日常生活を助けるものとして、大いに活用できる可能性を秘めているのです。

 

参考情報

日本公庫・平成23年度第2回消費者動向調査結果の概要
http://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_120314_2.pdf

Google Glassで商品バーコードを見て購入するアプリ、小売大手テスコが開発中
http://japanese.engadget.com/2014/08/10/google-glass/

あらゆるものをタッチパネルに変えてしまうサーマルタッチ技術
http://i-maker.jp/metaio-thermal-touch-3673.html