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オムニチャネル戦略やO2O事例を読み解く専門メディアモバイルマーケティング研究所

築地銀だこアプリ:ユニークなポイントカードでブランドロイヤリティ醸成を狙う

 Post by MML編集部

たこ焼きチェーン大手「築地銀だこ」の公式アプリ

銀だこ

 

軽食チェーン大手のホットランドが運営する「築地銀だこ」のアプリです。主な概要は以下の通りです。

公開日 :2014年4月28日
OS:iOS、Android
ストア :iOS版Android版
チェックしたバージョン:1.2.0(iOS版)1.2.1(Android版)
リリース :築地銀だこ 公式アプリをリニューアル
紹介ページ :築地銀だこ|銀だこアプリについて

App Storeの紹介文は以下の通りです。

銀だこレアグッズや限定クーポンがもらえる!
株式会社ホットランドが提供する築地銀だこ(公式アプリ)です。
■2014年4月フルリニューアル!
【アプリのポイント】
・会員登録不要!ダウンロード後すぐに使える!
・アプリを持っている方だけのお得な特典も配信!
・毎日ログインするだけでポイントがたまる!
・築地銀だこのお店で撮った写真がスタンプに!(GPS利用)
・スタンプが8個たまると特典に使える銀心(ぎんごころ)ゲット!

ユニークなポイントカードでブランドロイヤリティの醸成を狙う

アプリのメイン機能は「銀だこポイントカード」で、ウェブサイトのトップに相当する起動直後の画面に直接表示され、その他の機能は左上のメニューボタンで表示される「ドロワーメニュー」から切替表示する形となっています。

銀だこ4

「銀だこポイントカード」は、銀だこが店頭で配布している購入数に応じた紙のスタンプカードの置き換えではなく、アプリ専用の別個の機能となっており、以下の2つの方法でスタンプを貯める事が出来るようになっています。

銀だこ1

1.お店の近くでの写真撮影(1日1ポイント)

2.アプリを起動する(1日1小たこ焼き。8つ貯まると1ポイントと交換)

1.については、ジオフェンシング機能を使い店舗の近くに立ち寄った時のみ写真撮影機能を使えるようになっており、銀だこの店頭でたこ焼き等の写真を撮影し、ユーザーにSNS等でシェアしてもらう事を想定しているようです。ブランドロイヤリティを高める仕掛けとして意欲的かつユニークな企画と言えるでしょう。

ライトユーザーには少々ハードルが高い

ただ、限定エリアでの写真撮影という比較的高いハードルを設けていながら、ポイントを8つ貯めた結果貰える特典が「たこ焼き一舟100円引き」などの一般的な内容となっている点は、他社のアプリに比べ少々バランスに欠けるようにも感じられます。

ポイント獲得の段階を下げるか特典率を上げるいずれかの対応を行わないと、店舗から離れた場所に住んでいる来店頻度の低いユーザーなどはモチベーションを維持しにくく、来店に繋がりにくいのではないでしょうか。

プッシュ通知の配信ペースも課題

また、プッシュ通知の配信頻度についても少々課題に感じられます。毎月8日・18日・28日に実施される「8の日クーポン」の該当日である4月28日には、1日に4回ものプッシュ通知が配信されました。

短期的なプロモーション効果が上がったとしても、過度な配信はアプリのリジェクトやプッシュ通知のオフを招き、長期的な効果を下げる恐れがありますので、注意が必要ではないかと感じました。

銀だこ3

特典内容や段階を調整したり、プッシュ通知の配信数などにも注意を払うほか、例えば食欲を喚起するメニュー写真情報を充実させるなど、ヘビーユーザーだけでなくライトユーザーにも使いやすいコンテンツを設ける事が出来れば、今後より高い集客効果を発揮できるのではないでしょうか。

同社アプリの今後の展開に期待したいと思います。