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Apple Payの登場で日本はどのように変化する?

 Post by MML編集部

iPhone6、iPhone6Plusと同時に発表された「Apple Pay」。iPhoneで簡単に決済が可能になることで注目されるApple Payですが、どのような機能を持ち、日本にはどのような影響があるのかまとめました。

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Apple Payでは何ができる?

Apple Payは、マクドナルドやディズニー、サブウェイなどの有名企業を含めた全米 22万店舗で利用可能な決済サービス。他のカードとは違い、本人確認のためにPINコードやサインを求められることがなく、指紋センサーで決済が完了することが最大の特徴です。

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VISAやMasterCard、American Expressといった主要なクレジットカードが提携する予定で、決済に使用するクレジットカードやデビットカードをiPhoneのカメラで撮影すると、カード情報が自動的に認識されて利用可能になるとのこと。決済時には、端末の指紋センサーに指を乗せた状態で端末を店頭の読み取り機に近づければ完了するので非常にシンプルです。

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「おさいふケータイ」には対応せず

Apple Payで用いられているのは、NFC(Near Field Communication)と呼ばれる技術です。一方、モバイルsuicaや楽天Edy、nanaco、WAONなど日本で広く普及している「おさいふケータイ」では FeliCaが採用されており、これらのカードをApple Payとして利用することはできないとのこと。

この背景には、FeliCaは日本と韓国ぐらいで普及している方式であり、グローバルなApple社では対応するのが難しかった背景があるようです。

気になるセキュリティは?

決済サービスで最も気になるのは、セキュリティ面です。Apple Payで使用するカード情報はユーザー自身が端末に登録し、決済情報はiPhone端末の「セキュアエレメント」という専用のチップに記憶されます。また、店舗での決済については、クレジットカード番号を直接店舗へ送信するのではなく、専用の管理番号が使われるので、Apple社はもちろん、利用した店舗にも決済情報を渡す必要がありません。

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これらのことから、Apple Payでは情報漏洩の危険が無いといえそうです。また、紛失の際にはiCloudからカード情報の削除や支払いの一時停止ができるなど、紛失に備えた対策もなされています。

日本では「おサイフケータイ」のAndroidに軍配

このように、優れた機能を多く備えたApple Payですが、果たして日本でも普及するのでしょうか?

先述のように、Apple Payは日本国内で広く使われている「おサイフケータイ」には対応していません。この点を考えると、Apple Payの日本での普及には時間がかかるといえるでしょう。広く使われているスマホでの決済サービスという面から見ると、日本においてはiPhoneよりAndroidに軍配が挙がりそうです。

そのため、Apple Payが利用可能になっても、日本ではおなじみの「おさいふケータイ」が引き続き使われることになりそうです。

 

参考情報

速報:電子決済サービスApple Pay発表。iPhone 6/6 Plus内蔵カメラでカード情報を登録
http://japanese.engadget.com/2014/09/09/applepay-iphone6-6/

おサイフケータイとは違う――iPhone 6/6 Plusで使える「Apple Pay」で何ができる?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1409/17/news070.html