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ページランクの更新が終了、今後はどうなる?

 Post by MML編集部

米Googleは、Google Toolbarに表示するページランクデータの更新を予定していないことを明らかにしました。そもそもページランクとはどのようなもので、どんな効果を表していたのでしょうか? 整理してみたいと思います。

そもそも、ページランクとは何か?

ページランク(PageRank)とは、Googleが提唱するウェブページの重要度を決定するためのアルゴリズムのこと。名前の由来はウェブページの「ページ」とGoogle創業者の1人ラリー・ペイジ(Larry Page)氏の「ペイジ」をかけたものであるといわれています。

ページランクのアルゴリズムの発想は、学術論文の評価方法からきています。重要な論文は多くの人から引用され、また被引用数の多い論文から引用されている論文は重要度が高いという考えから、それらの引用アルゴリズムをウェブページにも適用したのがページランクなのです。

しかし、このGoogleのページランクの考え方を利用して被リンクを獲得し、検索結果の上位に入る業者が増加しました。そのため、ページランクのアルゴリズムも何度かチューニングを行ってきた歴史があり、この戦いは今でも続行中です。

更新停止の背景にハミングバードの誕生、内部のページランクは続行

では、本当にページランクがなくなってしまうのでしょうか? 実は、ページランクにはブラウザのツールバーで提供されているものと、Google内部で使用されているものの2種類があります。

このうちツールバーのページランクは今まで3~4カ月に1回更新されてきましたが、今回はこのツールバーの更新が停止しました。ただし、内部のページランクについては停止の告知を行っていない背景から継続して使用されると予想されます。

ツールバーに表示されたページランクの更新が終了したことは、Googleにとっても大きな意味があった上での決断だったと考えられます。この決断の背景には「ハミングバード」の誕生があったのではないでしょうか。

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Googleの発表ではハミングバードは検索結果の90%に影響するアルゴリズムとのこと。印象主導型のページランクから、自然言語主導のハミングバードへと使用割合が変化したことにより、ツールバーの価値も失われてきたのではないでしょうか。

今回の更新停止により、ページランクの値で中古ドメインを販売する業者などは、影響を受けるかもしれません。しかし、先述のようにハミングバードによるアルゴリズムが重視されるようになった今、ツールバーのページランクが終了しても、多くの企業や一般ユーザーは影響を受けることはないはずです。