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オムニチャネル戦略やO2O事例を読み解く専門メディアモバイルマーケティング研究所

JCBが独自にCLOサービス提供、熾烈な囲い込みの戦いへ

 Post by MML編集部

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クレジットカード利用情報を元にクーポンや情報を提供するCLOサービス。大手が続々と参入したことで注目されていますが、9月16日にはついにJCBが、「イマレコ!」と呼ばれる独自のCLOサービスを発表しました。

JCBのCLOサービス参加によって、クレジットカード会社のみならずCLO提供会社においても熾烈な戦いが巻き起こりそうです。

JCBやセゾン、セディナなどが続々とCLOに参入、支援サービスも登場

イマレコ!では、会員の属性や利用者が登録した趣味や嗜好といった情報、カード利用時の情報などを抽出分析して、それぞれの利用者に合ったクーポンや情報を配信します。本格的なサービス開始は2015年下期を予定しており、それに先立つ実証実験が9月より新宿エリアで開始されました。

先行するCLOサービスでは、2013年6月にセゾンカードとカンムが提供を開始した「セゾンCLO」があります。880万人以上のカード会員がおり、ローソンやパルコ、ディノス、TOHOシネマズをはじめとした40万店以上の加盟店で利用できることから、市場におけるインパクトは実に大きなものとなりました。

また、旧オーエムシーカードのセディナは、NRIと提携して「セディナキャッシュバッククーポン」の実証実験を開始しました。3か月間で1万人のモニターを対象に会員情報や属性情報、位置情報を解析してキャッシュバッククーポンを提供する予定となっています。

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クレジットカード会社以外にも、CLOのソリューションを提供する企業が誕生しています。DNPと日本ユニシスは2014年秋へ向けてCLOサービスを開始すると発表しました。決済データやPOSデータを抽出し、キャッシュバックなどの特典情報を提供する予定です。

さらにTISと米カードスプリングスも、クラウドサービスを活用したCLOサービスの提供を開始します。

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ユーザーの関心も高くバナーのクリック率は10倍、今後はCLOの時代へ?

これらのCLOサービスに対するユーザーの関心も高まっています。セゾンの2013年度決算説明資料によると、セゾンCLOの広告クリック率は通常のバナー広告と比較して約10倍の効果があったとのこと。自分に合ったクーポンを受け取ることができ、お得に買物ができるCLOサービスを使ってみたいと考えるユーザーは今後ますます増えていくかもしれません。

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現在、国内でCLOサービスを提供していないのは、マスターカード、VISA、アメリカンエクスプレスの3社。これらのカード会社は、今後独自にサービスを提供するようになるのでしょうか? それともCLO支援サービスと提携してCLOサービスを提供するのでしょうか? 今後の動きが注目されています。

 

参考情報

クレディセゾンとカンム カード決済連動型サービス「セゾンCLO」を6月24日より開始
http://corporate.saisoncard.co.jp/wr_html/news_data/avmqks00000009gm-att/20130624Releace.pdf

大日本印刷と日本ユニシス カード会員を店舗へ送客し購入へ導く『CLOサービス』で協業
http://www.dnp.co.jp/news/10101159_2482.html

TIS、米国CLOプラットフォームベンダーのCardSpring社と提携
~デジタルクーポンとクレジットカード利用情報の連携で、加盟店の集客強化を支援~
http://www.tis.co.jp/news/2014/20140611_1.html

JCBがクレジットカード情報のビッグデータ活用でO2O
http://ascii.jp/elem/000/000/933/933716/